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J-GLOBAL ID:201702291463116689   整理番号:17A0397661

自動車両位置データを使った空港受け持ちタクシードライバーの実証的行動研究

Empirical Behavioral Study of Airport-Serving Taxi Drivers Using Automatic Vehicle Location Data
著者 (4件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 04016026.1-04016026.9  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: D0420A  ISSN: 0733-9488  CODEN: JUPDDM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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自動車両位置(AVL)データを使った空港受け持ちタクシードライバーの行動について実証分析した。平日の5日間に凡そ9,000台のタクシーのAVLデータに基づき,上海 Hongqiao 国際空港で顧客を受け持つタクシー運転手の行動を分析した。空港で受け持つことを選んだタクシーは殆どの時間他のタクシーよりも著しく稼ぎが少ない。タクシー運転手は高い利益を追求して空港を受け持つとの仮説は,空港受け持ちタクシー運転手の行動記述には妥当でない。空港では稼ぎが少ないことを仮定すれは,なぜ空港を受け持つ意向でいるのか?この現象は3つの側面から説明される。第一に,空港で待機することが通りで顧客を運び探すことよりも快適であると考える人。第二に,空港での長い空き時間は大きな料金によって埋め合わされると考える運転手。第三に,顧客を通りで探す場合の空き時間や料金に対する相対的に高い不確実性が空港で顧客を受け持つことを促す。最後に,空港で長い待機時間を利用して休憩を取りたい運転手もいる。空港を受け持つことが稼ぎが少ないにも拘らず,ロジスティック回帰モデルでは空車のタクシー運転手の目的選択が利益に敏感であることを示した。特に,利益率と空港までの距離が空港を受け持つ確率に著しい効果があること,収益率効果は空港までの距離が増加すると減少することが分かった。したがって,空港までの距離が空港を受け持つタクシー運転手の行動モデル化で検討されるべき重要な変数である。本論は大量のタクシーAVLデータを使った空港受け持ちタクシー運転手の数少ない行動分析である。
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分類 (1件):
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