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J-GLOBAL ID：201702291496302728   整理番号：17A0570337

累積ロールボンディングによるZrO₂ナノ粒子強化Al-1100複合材料の機械的性質と構造評価

Evaluation of Mechanical Properties and Structure of Al-1100 Composite Reinforced with ZrO₂ Nanoparticles via Accumulative Roll-Bonding

著者 (3件)： SALIMI Alireza (Semnan Univ., Semnan, IRN) ,  BORHANI Ehsan (Semnan Univ., Semnan, IRN) ,  EMADODDIN Esmaeil (Semnan Univ., Semnan, IRN)
資料名： Transactions of the Indian Institute of Metals  (Transactions of the Indian Institute of Metals)
巻： 70  号： 4  ページ： 989-995  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0277A  ISSN： 0972-2815  CODEN： TIIMA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： インド (IND)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超塑性加工(SPD)は,金属バルクの超微細粒子またはナノ構造の形成の有効な方法と考えれている。累積ロールボンディング(ARB)は,近年そのコスト有効性のため,機械的性質の向上を目的とした金属基複合材料の調製に拡張使用されている。一方,ZrO₂は,その触媒や触媒補助特性など燃料電池での多様な実用性のため注目を集めている。そこで本研究は,ARB法により,0.5~1vol%のZrO₂ナノ粒子強化アルミニウム金属基複合材料を調製し,SEM,XRD,引張試験などによって,得られた試料の機械的特性と構造を特徴づけた。その結果,1)10サイクル後,Al基材中へのZrO₂粒子の均一分布を示し,平均微結晶サイズ48.6nmのナノ粒子複合体が達成されたことを示した。3)引張強さは初期値より2.15倍増加し,伸びは最初急激に低下し,その後わずかに増加した。また,破断面は,伸張した細孔を有するせん断破壊モードであることが分かった。などの意見を得た。

シソーラス用語： *成形 ,  *塑性加工 ,  *アルミニウム ,  *酸化ジルコニウム ,  *金属基複合材料 ,  *分散強化合金 ,  *微細構造 ,  *機械的性質 ,  ナノ粒子 ,  モルフォロジー ,  走査電子顕微鏡 ,  引張試験 ,  応力歪曲線 ,  分散【dispersion】 ,  サイクル ,  引張強さ ,  伸び ,  破面検査 ,  剪断破壊
準シソーラス用語： A1100 ,  含有量依存性 ,  均一伸び ,  超塑性加工 ,  *累積ロールボンディング

分類 (3件)： 圧延技術  (WC06030Z) ,  組織的硬化現象  (WB01020C) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 累積 ,  ロールボンディング ,  ZrO2 ,  ナノ粒子 ,  強化 ,  Al ,  複合材料 ,  機械的性質 ,  構造評価