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文献
J-GLOBAL ID:201702291514166037   整理番号:17A1944257

バイオマスを余すことなく高度利用する:オルガノソルブ法の可能性

Technique for total advanced utilization of biomass: the possibility of organosolv method.
著者 (5件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 175-180  発行年: 2017年12月01日 
JST資料番号: L3993A  ISSN: 1342-730X  CODEN: CCOMFD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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抄録/ポイント
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バイオマスを余すことなく高度利用するためには,各成分の化学構造の変性を抑制した成分分離を行い,その後の変換反応に適用することが望ましい。本稿では,バイオマスの高度利用を指向した成分分離技術として,リグニンと有機溶媒の親和性を利用したオルガノソルブ法を取り上げ,最近の研究動向を概説した。オルガノソルブ法は,含水有機溶媒を用いたバイオマス処理方法であり,リグニンは有機溶媒中に抽出され,未可溶のセルロースは固体として回収される。さらに,高いリグニン可溶化率が得られる,水と1-ブタノールの混合溶媒を用いた処理の開発についてまとめた。また,得られる固体セルロースの利用可能性について,酵素糖化試験,化成品への変換を紹介した。
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分類 (2件):
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木材化学  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
物質索引 (1件):
物質索引
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タイトルに関連する用語 (2件):
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