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J-GLOBAL ID:201702291609485334   整理番号:17A0846104

引張りコイルばね中の表面き裂の応力拡大係数のFEM解析

FEM Analyses of Stress Intensity Factors for Surface Cracks in Tension Coil Springs
著者 (2件):
資料名:
号: 62  ページ: 37-47  発行年: 2017年05月31日 
JST資料番号: F0358A  ISSN: 0385-6917  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,引張りコイルばね中の半楕円形表面き裂の3次元有限要素法モデルを作製し,そのモデルを使用して汎用有限要素法(FEM)ソフトANSYSによって種々のパラメータを変化させて応力拡大係数を解析した。その上でそれらをせん断応力で正規化した修正係数を求めて,表面き裂縁に沿う応力拡大係数の修正係数の分布,ならびに応力拡大係数の修正係数に及ぼすばねの巻き線方向,き裂の傾き角.縦横比等,引張りコイルばねの力学的特性に関係する代表的なパラメータの影響を調べ,実用に供される応力拡大係数(修正係数)の資料を提供した。本研究で以下の結論を得た。1)引張コイルばねに発生する半楕円表面き裂縁前方の応力状態は,モードI~IIIの3種類のモードからなる混合モード状態になっているが,今回解析したすべてのパラメータに対して,モードI修正係数FIが支配的になった。2)モードI修正係数FIの値はき裂の縦横比に最も強い影響を受け,き裂が深いほど素線表面近傍におけるFIの値が大きくなった。
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分類 (2件):
分類
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金属材料  ,  緩衝器,ばね 
引用文献 (10件):
  • 1) ばねの耐久性に関する調査・研究委員会, ばね論文集, No. 37, (1992), 89.
  • 2) 日本材料学会, “フラクトグラフィ”, (2000), P. 298, 丸善.
  • 3) 石田誠, “き裂の弾性解析と応力拡大係数”, (1976), P. 210, 培風館.
  • 4) 岡村弘之, “線形破壊力学入門”, (1976), P. 222, 培風館.
  • 5) Wei, K. S. and Karuppanan, S., J. Appl. Sci., 11-10 (2011), 1839.
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