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J-GLOBAL ID：201702291624122787   整理番号：17A0568573

水制による河岸凹部の土砂堆積制御に関する研究

著者 (4件)： 冨永晃宏 (名古屋工業大学大学院 社会工学専攻) ,  小島直也 (清水建設株式会社) ,  庄建冶朗 (名古屋工業大学工学部 都市社会工学科) ,  加藤智道 (名古屋工業大学大学院 社会工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 B1(水工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering) (Web))
巻： 72  号： 4  ページ： I_541-I_546(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0103B  ISSN： 2185-467X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水生生物の生息場となる河川のワンドなどにおける問題の一つとして,土砂堆積などにより凹部が埋没してその機能を失う事があげられる。本研究では,直線水路の側岸の凹部上流に設けた水制により,凹部領域の土砂堆積を抑制することの効果について実験的に検討した。その結果,水制の設置による凹部境界を流れる掃流砂が減少し,その結果として凹部内の堆積が抑制される効果が見られた。また,水制下流の浮遊砂濃度にも減少が見られた。

シソーラス用語： *水制 ,  河岸 ,  *凹形 ,  遊水池 ,  河成堆積物 ,  生息場所 ,  水生生物 ,  *堆積 ,  流送土砂 ,  濃度 ,  *ワンド ,  浮遊砂濃度 ,  水理模型実験
準シソーラス用語： 水理模型試験 ,  凹 ,  掃流砂 ,  *土砂堆積

著者キーワード (4件)： riverside concavity ,  spur dike ,  flow structure ,  sand deposition

分類 (1件)： 河川工事  (RC12030X)

引用文献 (10件)：

• 1) 冨永晃宏,榊卓也,砂礫床河川に設置された人工わんど周辺の河床変動,水工学論文集,第54巻,7793-798,2010.
• 2) 中川研造,河原能久,玉井信行:ワンド内流れの水理特性に関する実験的研究,水工学論文集,第39巻,pp. 595-600,1995.
• 3) 禰津家久,鬼束幸樹,高橋俊介,乙志和孝:開水路側壁凹部流れの水面・流速変動特性と開口部形状の効果,土木学会論文集II,712巻,II-60号,pp. 1-10,2002.
• 4) 冨永晃宏,堀部扶実,榊卓也:わんどの開口部遮蔽による土砂堆積抑制効果,土木学会論文集B1,Vol. 67,No. 4,I_1057-I_1062,2011.
• 5) 冨永晃宏,北村福太郎:わんどの水交換に及ぼす連絡水路形状の影響,水工学論文集,第51巻,pp. 727-732,2007.

タイトルに関連する用語 (4件)： 水制 ,  河岸 ,  土砂堆積 ,  研究