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J-GLOBAL ID：201702291646875852   整理番号：17A0246187

多人数授業における聴講姿勢に対応するAR型足音TAの提案

TA virtual agent with localized footsteps correspond to students’ participating attitude

著者 (2件)： 北岸佑樹 (関西大 総合情報) ,  米澤朋子 (関西大 総合情報)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 438(ET2016 78-93)  ページ： 7-11  発行年： 2017年01月21日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 受講生が100名を超えるような多人数授業において,教員は授業を行いつつ,受講生の反応に応じて適宜講義内容の説明を追加するだけでなく,授業環境を乱す学生への注意を行わなければならない。よって多人数授業では教員一人の負荷は大きくなる。そこで本稿では,2軸のサーボモータを用いた可動式パラメトリックスピーカにより,教室内を歩き回る足音を再現することで仮想TA(足音TA)の存在感を作り出す。足音TAが授業環境を乱す学生の周囲を歩き回ることにより緊張感や注意を与え,直接的に対象学生の自省を促したり,周辺学生からの注意を集めることで間接的に自省まで導くことを狙いとする。(著者抄録)

シソーラス用語： 会話型処理 ,  教示 ,  姿勢 ,  スピーカ ,  音響 ,  歩行 ,  *学校教育

分類 (1件)： 科学技術教育  (AA04000C)

引用文献 (17件)：

• 文部科学省,“ティーチング・アシスタント(ta)について”. http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/003/gijiroku/07011713/001/002.htm.
• 石川佑樹,中 祐介,米澤朋子,“聴講者の参加状態推定に基づくカラーマッピング重畳画像を用いた講演者の状況把握支援システムの提案(教育工学),”電子情報通信学会技術研究報告=IEICE technical report:信学技報,vol.115,no.492,pp.129-136,March 2016. http://ci.nii.ac.jp/naid/40020790909/.
• 鎌倉友男,酒井新一,“パラメトリックスピーカの原理と応用(音響・超音波サブソサイエティ合同研究会),”電子情報通信学会技術研究報告.EA,応用音響,vol.105,no.556,pp.25-30,Jan.2006. http://ci.nii.ac.jp/naid/110004075782/.
• 宮里 勉,“音響augmented realityにより障害物自体に警告音を発声させる視覚障碍者歩行支援装置,”映像情報メディア学会誌,vol.67,no.9,pp.J352-J355,2013. http://ci.nii.ac.jp/naid/130003369112/.
• 中垣 拳,筧 康明,“指向性スピーカを用いた空間拡張デバイスsonalshooterの基礎検討,”インタラクション2011,デモ発表,March 2011. http://www.interaction-ipsj.org/archives/paper2011/interactive/0221/1LNG-7.pdf.

タイトルに関連する用語 (7件)： 多人数 ,  授業 ,  姿勢 ,  Ar ,  足音 ,  Ta ,  提案