抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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あと施工アンカーは設置位置の変更や追加などでインサートなどのないコンクリート躯体の場所に計装設備機器を取り付け,固定する場合に必要不可欠である。本論文では,耐震補強工法,設備機器・非構造部材・広告物の取り付け,計装設備機器の配管・配線の付帯工事に利用されているあと施工アンカーについて解説した。まず,1)コンクリート母材に穿孔された孔に拡張機能を持った固着部を有する金属性部材を挿入して固着する金属拡張アンカー,2)穿孔した孔とアンカー筋の隙間を接着剤で充填硬化させて固着する接着系アンカー,3)母材の片側から取付け物の取り付け施工ができるその他のアンカー類に分類した。次に,1)を施工方式によって打込み方式と締付け方式に分類し,前者として芯棒打込み式,内部コーン打込み式,本体打込み式,スリープ打込み式,後者としてコーンナット式,テーパーボルト式,ダブルコーン式,ウェッジ式を説明した。2)では接着剤を充填する方式によってカプセル方式と注入方式があり,前者には回転・打撃型と打込み型,後者には現場調合型とカートリッジ型がある。3)は固着方式によって打込み式,ねじ込み式,はさみ固定式,ねじ固定式があることを示した。