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J-GLOBAL ID：201702291746568736   整理番号：17A1516576

大地震に備える杭体・杭頭接合の新技術 軟弱地盤の大きな地震時地盤変位(応答変位法)に対処した杭体と杭頭接合の設計事例(建築)

著者 (2件)： 小林治男 (大成建設) ,  櫻井佑美 (大成建設)
資料名： 基礎工  (Foundation Engineering & Equipment, Monthly)
巻： 45  号： 11  ページ： 090-093  発行年： 2017年11月15日 
JST資料番号： S0884A  ISSN： 0285-5356  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地震時の杭基礎の損傷低減を目的とし,軟弱地盤の大きな地盤変位にも対処可能な杭頭接合部「F.T.Pile構法」を適用した設計事例を報告した。場所打ちコンクリート杭に用いるF.T.Pile構法は,定着鉄筋を用いず半剛接合とすることで地震時の杭頭曲げモーメントを低減し,杭基礎の耐震性能の向上および基礎構造の合理化を可能にしている。本構法を適用した事務所施設の下部構造は,マットスラブ形式および基礎梁形式を採用し,基礎は微細砂層を支持層とする場所打ちコンクリート杭である。応力解析モデルを用い,応答変位法によって地震時の基礎構造の構造安全性を検討した結果を紹介した。

シソーラス用語： 軟弱地盤 ,  変位 ,  応答解析 ,  地震応答 ,  大地震 ,  建築基礎 ,  *接合部 ,  杭頭 ,  *場所打ち杭 ,  接合 ,  曲げモーメント ,  *杭基礎 ,  耐震性 ,  事務所建築 ,  梁 ,  砂層 ,  安全性 ,  応力解析 ,  解析モデル
準シソーラス用語： 応答変位法 ,  基礎梁 ,  *杭頭接合部 ,  構造安全性 ,  地盤変位 ,  半剛接合

分類 (1件)： 杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (1件)：

• 日本建築学会:建築基礎構造設計指針,pp.276~278,2001.

タイトルに関連する用語 (10件)： 大地震 ,  杭 ,  杭頭接合 ,  軟弱地盤 ,  地震 ,  地盤変位 ,  応答変位法 ,  対処 ,  設計事例 ,  建築