文献

J-GLOBAL ID：201702291754038034   整理番号：17A0228123

熱可塑性ポリマーの機械的特性および鎖配向に及ぼす一点増分成形の影響

Influence of Single Point Incremental Forming on Mechanical Properties and Chain Orientation in Thermoplastic Polymers

著者 (3件)： DAVARPANAH Mohammad Ali (Oregon State Univ., OR) ,  BANSAL Shalu (Oregon State Univ., OR) ,  MALHOTRA Rajiv (Oregon State Univ., OR)
資料名： Journal of Manufacturing Science and Engineering  (Journal of Manufacturing Science and Engineering)
巻： 139  号： 2  ページ： 021012.1-021012.9  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： C0657A  ISSN： 1087-1357  CODEN： JMSEFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱可塑性表面のインクリメンタル成形は,熱エネルギー消費の低減および部分形状の特殊工具不要として最近注目されている。本論文では,アモルファスポリ塩化ビニル(PVC)および半結晶性ポリアミドシートのシングルポイントインクリメンタル成形(SPIF)における成形材料の機械的性質および鎖配向性について検討した。形成されたポリマーの引張および応力緩和特性を,未形成ポリマーと比較した。上記の特性およびSPIF中のシートの温度上昇に関するインクレメンタル深さおよび工具回転速度の影響を定量化した。示差走査熱量測定およびX線回折を用い,形成されたポリマーおよび未成形ポリマーの鎖配向および結晶化度を比較した。成形された材料は,未成形材料と比較し,より高い靱性および延性を持つが,降伏応力およびヤング率は低下した。また,形成されたポリマーにおける変形誘起鎖再配向を観察し,結晶化度の変化は最小限となった。SPIFプロセスパラメータ間のリンク,SPIF中のポリマーの温度上昇,鎖配向の変化,およびポリマーの機械的性質の変化について討議した。

シソーラス用語： 特殊成形 ,  *熱可塑性プラスチック ,  分子鎖 ,  分子配向 ,  ポリ塩化ビニル ,  ポリアミド ,  引張強さ ,  応力緩和 ,  示差走査熱量測定 ,  X線回折 ,  結晶度 ,  *機械的性質
準シソーラス用語： *インクリメンタル成形 ,  熱可塑性樹脂 ,  配向【分子】 ,  PVC【重合体】 ,  結晶化度

分類 (2件)： 特殊成形  (WC04040W) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱可塑性ポリマー ,  機械的特性 ,  配向 ,  増分