文献

J-GLOBAL ID：201702291754308135   整理番号：17A0517447

彩度成分と明度成分の平滑化された同時分布に基づいたコントラスト強調

Contrast Enhancement Method Based on Smoothed Joint Distribution of Saturation and Value Components

著者 (4件)： 植田祥明 (山口大 大学院創成科学研究科) ,  古賀崇了 (徳山工高専) ,  末竹規哲 (山口大 大学院創成科学研究科) ,  内野英治 (山口大 大学院創成科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 482(SIS2016 42-60)  ページ： 59-64  発行年： 2017年02月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 画像のコントラスト強調法のひとつに,ヒストグラム均等化がある。カラー画像に対するヒストグラム均等化では,彩度成分や明度成分の分布を一様分布に近づけることで,コントラスト強調が実現される。しかし,入力画像の明度成分や彩度成分の分布によっては,画像が極端に強調されてしまう場合がある。本報告では,平滑化ヒストグラムを用いることで強調度合いの調節可能なコントラスト強調法を提案する。提案手法では,彩度と明度の同時分布を平滑化し,平滑化された2次元分布へと近づけることで,コントラスト強調を行う。実験では,種々の画像を用いて提案手法の有効性を検証する。(著者抄録)

シソーラス用語： *彩度 ,  *明度 ,  *平滑化 ,  *同時性 ,  *分布 ,  *画像強調 ,  カラー画像 ,  ヒストグラム ,  確率分布 ,  二次元
準シソーラス用語： *コントラスト強調 ,  ヒストグラム等化 ,  一様分布

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• Rafael C. Gonzalez and Richard E. Woods, Digital Image Processing 2nd Edition, New Jersey, Prentice Hall, 2002.
• 高木幹雄,下田陽久(監修), 新編画像解析ハンドブック, 東京大学出版会, 東京, 2004.
• F. Piti?, A. Kokaram, and R. Dahyot, ′′Automated colour grading using colour distribution transfer,′′ Journal of Computer Vision and Image Understanding, Feb. 2007.
• D. J. Jobson, Z. Rahman, and G. A. Woodell, ′′The statistics of visual Representation,′′ Visual Information Processing XI, Proceedings of SPIE 4736, pp.25-35, 2002.
• G. Ramponi, ′′A simple cubic operator for sharpening an image,′′ Proc. of 1995 IEEE Workshop on Nonlinear Signal and Image Processing, pp.963-966, 1995.

タイトルに関連する用語 (4件)： 彩度 ,  明度 ,  平滑化 ,  コントラスト強調