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J-GLOBAL ID：201702291783952723   整理番号：17A1801710

気-液界面の表面張力に及ぼす系の体積限界の影響

The Effect of System Volume Limitation on the Surface Tension of a Vapor-Liquid Interface

著者 (2件)： TOVBIN Yu. K. (Karpov Scientific-Res. Physicochemical Inst., Moscow, RUS) ,  ZAITSEVA E. S. (Karpov Scientific-Res. Physicochemical Inst., Moscow, RUS)
資料名： Protection of Metals and Physical Chemistry of Surfaces  (Protection of Metals and Physical Chemistry of Surfaces)
巻： 53  号： 5  ページ： 765-772  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： W1019A  ISSN： 2070-2051  CODEN： PTNMAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 気-液体界面の熱力学的特性,すなわち物質の相状態および表面張力に及ぼす系の体積限界の影響を検討した。系の体積限界の例として多孔質体中で吸着あるいは吸収される分子,固体マトリックス中の移動成分介在物などが挙げられる。系の体積が減少するにつれて気-液遷移領域の寄与が現れ始め,気-液遷移領域の体積が相状態の特性に影響を及ぼし,表面張力に影響するはずである。表面張力の性質を系の大きさの関数として評価するために,系の相状態の解析に最も便利な格子気体モデルを用いた。計算を簡略化するために,一次元パラメータ,すなわち系の半径を有する球状の蒸気領域内の液滴の球界面の分子特性を評価した。系の半径が減少すると,臨界温度は低下するが,内圧,化学ポテンシャル,表面張力は増加することを示した。

シソーラス用語： *気液界面 ,  *界面張力 ,  体積 ,  限界 ,  熱力学 ,  *サイズ効果 ,  一次元 ,  半径 ,  球状 ,  蒸気 ,  液滴 ,  平衡状態 ,  範囲 ,  格子気体 ,  臨界温度 ,  化学ポテンシャル ,  内圧 ,  吸着 ,  分子 ,  確率論
準シソーラス用語： 遷移領域

分類 (1件)： 液-気界面  (CB12020U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 気 ,  表面張力 ,  系 ,  体積 ,  限界