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J-GLOBAL ID：201702291797855688   整理番号：17A0513478

液状化し易いサイトのための応答スペクトルの等価線形計算法;スペクトル包絡法

Equivalent Linear Computation of Response Spectra for Liquefiable Sites: The Spectral Envelope Method

著者 (4件)： BOUCKOVALAS George D. (National Technical Univ. of Athens, Athens, GRC) ,  TSIAPAS Yannis Z. (National Technical Univ. of Athens, Athens, GRC) ,  ZONTANOU Vasiliki A. (National Technical Univ. of Athens, Athens, GRC) ,  KALOGERAKI Chara G. (National Technical Univ. of Athens, Athens, GRC)
資料名： Journal of Geotechnical and Geoenvironmental Engineering  (Journal of Geotechnical and Geoenvironmental Engineering)
巻： 143  号： 4  ページ： 04016115.1-04016115.12  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： D0424A  ISSN： 1090-0241  CODEN： JGGEFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広く用いられている等価線形(周波数領域)サイト応答解析法に基づいて,液状化し易いサイトにおける弾性応答スペクトルを計算するための簡便な方法を提案した。地震による励起の液状化前と液状化後の部分に対応する応答スペクトルを計算し,これらの応答スペクトルの上界包絡線を実際の応答スペクトルとして求める。ただし応答スペクトルは,液状化前は自然地盤の特性から,液状化後は液状化地盤の特性から各々計算される。液状化開始時刻は,地震による励起を2つの部分に分けるが,液状化層内での液状化に対する安全率が最小となる時刻として定義される。液状化地盤の剛性と履歴減衰率の定義だけでなく,地震による励起の液状化前の部分での過剰間隙圧の増加過程,およびそれに伴う軟化現象を推定するための指針も作成した。正確な弾塑性パラメトリック数値解析の結果を用いて提案手法を較正し,さらに全体の精度については2か所の液状化事例の地震動記録を用いて確認した。

シソーラス用語： *液状化 ,  *応答スペクトル ,  解法 ,  エンベロープ ,  励起
準シソーラス用語： *スペクトル包絡 ,  *地震による励起 ,  *等価線形化法

分類 (1件)： 土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形  (RA03060A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 液状化 ,  応答スペクトル ,  等価 ,  線形 ,  計算法 ,  スペクトル包絡