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J-GLOBAL ID:201702291833485375   整理番号:17A0561907

骨形成のための機械的刺激の生体シグナルへの伝達におけるR-スポンジン1とその受容体Lgr4(ロイシンリッチリピート含有G蛋白質共役型受容体4)の役割の証拠

Evidence of the Role of R-Spondin 1 and Its Receptor Lgr4 in the Transmission of Mechanical Stimuli to Biological Signals for Bone Formation
著者 (7件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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骨は一連の分子カスケードを介して機械的刺激に対してその質量と構造を調整することができるが,この分子カスケードはまだ十分に解明されていない。Wnt/β-カテニンシグナル伝達経路の分泌アゴニストファミリーであるR-スポンジン類(Rspo)が骨芽細胞分化と骨形成において重要な役割を有することを示した証拠が新たに出現した。しかし,機械的負荷の影響を受けた骨の代謝におけるRspo蛋白質の役割は少しも調査されていない。本研究では,Rspo1が骨形成のための機械感受性蛋白質であることを見出した。連続的な周期的機械的伸展(CMS)はマウス骨髄間葉系幹細胞(BMSC)中のRspo1の発現を上方制御したが,in vivoでのBMSCにおけるRspo1の発現は機械的減負荷マウスモデル(尾懸垂(TS))の骨では下方制御された。一方,Rspo1はWnt/β-カテニンシグナル伝達経路を活性化することによりCMS下のBMSCの骨形成を促進することができ,TSマウスにおいて機械的減負荷が誘導する骨損失を救済することができた。具体的には,これらの結果は,Rspo1とその受容体のロイシンリッチリピート含有G蛋白質共役型受容体4(Lgr4)が骨において機械的刺激を生体シグナルへ伝達する際の新規分子シグナルであるはずであり,このシグナルが骨形成のためのWnt/βカテニンシグナル伝達の上流にあるはずであることを示唆した。Rspo1/Lgr4は将来に廃用性骨粗鬆症の予防および治療のための新たな見込ある標的になる可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  細胞生理一般  ,  運動器系の基礎医学  ,  細胞膜の受容体 

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