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J-GLOBAL ID：201702291870300968   整理番号：17A1304532

グローバルに通用する設計を!安全な生産現場を実現する設備設計のポイント 事例8 フィルム巻上げ機

著者 (1件)： 岩岡和幸 (安全技術普及会)
資料名： 機械設計  (Machine Design)
巻： 61  号： 12  ページ： 47-48  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： G0863A  ISSN： 0387-1045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本装置は,フィルム巻上げ機である。ロールを回転させながら,フィルムにゴミなどの異物の付着がないか,目視にて検品作業を行う。検品作業中にロールに異物が付着しているのを発見し,徐動モードに切り替えて異物を取ろうと駆動側面から手を入れたところ,回転するロール間に手が巻き込まれた。改善点は,安全距離を考慮し危険源に直接アクセスできないようなドアインタロック付ガードを設置した。ガードの網の色は,中を見やすくするように黒色塗装とした。また,ガードを開けた状態では通常モードでの運転ができないよう,モード切替えの追加変更を実施した。教訓として,設計当初からガードありきの設計をしなければならない。トラブル解決も含めた非定常作業を事前に想定したうえで装置を設計しなければならないといえる。

シソーラス用語： 現場 ,  設計 ,  安全性 ,  *産業機械 ,  労働災害 ,  *国際規格 ,  *安全対策 ,  *生産工場 ,  *現場管理 ,  *安全設計 ,  *巻上装置 ,  事例研究 ,  減少 ,  危険因子 ,  *リスク評価
準シソーラス用語： 生産現場 ,  設備設計 ,  機械安全 ,  *フィルム巻上げ機 ,  リスク低減

分類 (2件)： 生産関連一般  (QA01091J) ,  安全管理  (KB06000D)

タイトルに関連する用語 (7件)： グローバル ,  設計 ,  現場 ,  設備設計 ,  ポイント ,  フィルム ,  巻上げ機