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J-GLOBAL ID：201702291891819271   整理番号：17A1361406

金型機能を高める最新の表面技術 研究事例 樹脂成形金型の摩擦低減技術に関する研究

著者 (4件)： 東崎康嘉 (近畿大) ,  橋本知久 (近畿大) ,  山本恵司 (クニムネ) ,  国宗範彰 (クニムネ)
資料名： 型技術  (Die and Mould Technology)
巻： 32  号： 12  ページ： 054-058  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： X0147A  ISSN： 0912-5582  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 樹脂成形品の薄肉化に伴う弊害を改善する方法として,金型キャビティや成型機内バレル,スクリューを構成する従来の金属材料に,付着性を改善した表面改質処理を施す研究が行われている。その中で,金属材料と樹脂材料の付着力の研究や金型の耐摩耗性向上のための皮膜の研究も行われている。そこで本研究では,理系抵抗を低減する方法を定量的に評価するために,金型の表面処理(磨き,ブラスト処理,フッ素コート)や樹脂の違い(ポリスチレンPS,ポリ乳酸PLA,ABS樹脂)による薄肉製品の離形力の基礎的関係を特殊計測により定量化し,今まで不明であった離形力の時間的変化なども明らかにすることに取り組んだ。得られた知見を以下に示す。1)突出しピン背面にロードセルを装着することで,射出から離型までの一連の力を直接測定することができた。2)PLA樹脂成型時には特殊フッ素コート処理をした金型の離形抵抗の減少が確認できた。3)表面粗さは直接離型性に影響を与えなかった。

シソーラス用語： プラスチック成形 ,  厚み ,  軽量化 ,  *粘着力 ,  *剥離 ,  *表面処理 ,  *重合体 ,  *金型 ,  ポリスチレン ,  ポリ乳酸 ,  ABS樹脂 ,  計測システム ,  ロードセル ,  研磨 ,  表面加工 ,  フッ素化
準シソーラス用語： ブラスト【加工】 ,  樹脂 ,  薄肉化 ,  *離型性

分類 (3件)： 表面処理一般  (WC08010R) ,  表面処理  (YH04112X) ,  性質・試験一般  (YH02010S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 金型 ,  研究 ,  樹脂成形金型 ,  摩擦低減