文献

J-GLOBAL ID：201702291897178337   整理番号：17A1172939

銅尾鉱からのマグネタイト回復は在来草本中の溶液相と取込におけるひ素分布を増加させる【Powered by NICT】

Magnetite recovery from copper tailings increases arsenic distribution in solution phase and uptake in native grass

著者 (2件)： Liu Yunjia (The University of Queensland, Sustainable Minerals Institute, Environment Centres (CMLR), Brisbane, Queensland 4072, Australia) ,  Huang Longbin (The University of Queensland, Sustainable Minerals Institute, Environment Centres (CMLR), Brisbane, Queensland 4072, Australia)
資料名： Journal of Environmental Management  (Journal of Environmental Management)
巻： 186  号： P2  ページ： 175-182  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0435B  ISSN： 0301-4797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再処理磁鉄鉱に富む銅(Cu)尾鉱はオーストラリア,クインズランド州北部の浸透水中のヒ素(As)リスクとErnestH enry Cu鉱山(EHM)で再植栽植物への関心を促し,鉄(Fe)鉱物とAs移動度の間の密結合関係によるものであった。磁鉄鉱除去単独では結晶性Fe鉱物の含有量と得られた尾鉱の最大ヒ酸塩(As(V))収着容量を有意に減少させた。野草レッドFlinders(Iseilema Vaginiflorum)を用いて温室実験は再処理(低マグネタイト(LM))と元の(高い磁鉄鉱(HM))尾鉱,0 1および5%マツバイオチャー(BC)と組み合わせた基礎治療として5%サトウキビ残渣(SR)で改質した,を用いて行った。有機物処理と植物成長は二次Fe鉱物の形成を促進した。改良および再植栽HM尾鉱中の抽出可能な非晶質Feの量はLMより有意に高かった。特異的に収着した非晶質Fe酸化物による収着中のひ素型はLM尾鉱中のSR改正が,HMで減少し,未改良尾鉱に比較したにより有意に増加した。緑化でLMの間隙水中の可溶性As濃度は同じだが,処理におけるHM尾鉱,LM尾鉱で成長した植物における高いAs濃度をもたらした(まで45 90μgAs L~( 1))よりも有意に高かった(300 1150μgAs L~( 1))。特に,LM尾鉱中の根As濃度(62 146mg kg~( 1))はHM(8 17mg kg~( 1))より高かった。本研究の結果は,Cu尾鉱からのマグネタイトの回収率はAs収着容量を減少させ,可溶性Asレベルを上昇させることにより尾鉱中のAsの溶解度のリスクを有意に上昇することが初期の期待を確認した。,今後そのリスクと緑化を管理するためのCu尾鉱の最上部層(例えば,根域)の高含量磁鉄鉱を保持するために有益であろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酸化鉄 ,  収着 ,  *銅 ,  溶解度 ,  有機物 ,  鉄 ,  *ヒ素 ,  鉱山 ,  *尾鉱 ,  植物成長 ,  可溶性 ,  移動度 ,  *磁鉄鉱 ,  非晶質 ,  回収率 ,  溶解性

著者キーワード (6件)： キーワードひ素 ,  磁鉄鉱 ,  尾鉱 ,  有機物質 ,  Feオキシ水酸化物 ,  天然牧草

分類 (2件)： 鉱害  (UA04050Z) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (9件)： 銅 ,  尾鉱 ,  マグネタイト ,  回復 ,  草本 ,  溶液相 ,  取込 ,  ひ素 ,  分布