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J-GLOBAL ID:201702291929003552   整理番号:17A2005912

腫瘍浸潤及び転移におけるレプチンの潜在的役割【Powered by NICT】

The potential role of leptin in tumor invasion and metastasis
著者 (2件):
資料名:
巻: 38  ページ: 80-97  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0733A  ISSN: 1359-6101  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脂肪細胞放出ホルモン様サイトカイン/アディポカインレプチンは健常状態におけるその機能と比較して肥満における異なった挙動を示す。肥満者では,増加したレプチンレベルは炎症性アディポカインとして作用し,ある種の癌と関連している。さらに,増加する一連の証拠は高い循環レプチン濃度及び/又は腫瘍におけるレプチン受容体(Ob R)の発現上昇は予後不良因子である可能性があることを示唆した。レプチンの関連予後不良との基礎となる病理学的機構は明らかではないが,レプチンは,いくつかの点で腫瘍微小環境に影響を与えることができる。例えば,レプチンは腫瘍細胞の浸潤と遠隔転移につながる可能性がある生物学的成分の数と関連している。これは癌関連線維芽細胞との相互作用,浸潤性マクロファージの腫瘍促進効果,マトリックスメタロプロテイナーゼの活性化,形質転換成長因子-βシグナル伝達などを含んでいる。最近の研究もレプチンは上皮間葉転換における役割,癌細胞移動および/または転移のための重要な現象を果たしていることを示した。さらに,レプチンのインシュリン様成長因子-Iに及ぼす増強効果,表皮成長因子受容体とH ER2/neuが報告されている。予後不良は,レプチンは腺癌とへん平上皮癌の両方に影響を及ぼすことが示されている。腫瘍浸潤,リンパ節転移,遠隔転移などの予後不良の特徴は,レプチンおよび/またはOb-Rのより高い濃度といくつかの癌タイプで記録した。本レビューでは,正確な方法で現在のシナリオを記述した。一般に,肥満は癌患者の予後不良を示す。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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