抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】結核性胸膜炎の診断におけるEAST-6特異的Tリンパ球の臨床的価値を分析する。方法:2014年8月から2016年7月にかけて治療した28例の胸水患者を対象とし、患者の皮膚結核菌の実験結果に基づいて、結核性胸膜炎群(16例)と腫瘍性胸膜炎群(12例)に分けた。酵素結合免疫測定法(Elispot)により、両組の患者の胸腔積液及び末梢血中のTリンパ細胞内の早期分泌抗原タンパク質6(EAST-6)を測定し、EAST-6の結核性胸膜炎への応用価値を分析した。結果:検査により、結核性胸膜炎群患者の胸腔積液及び末梢血中のTリンパ球内のEAST-6の陽性検出率はそれぞれ87.5%及び81.25%で、いずれも腫瘍性胸膜炎群の8.33%及び8.33%より明らかに高かった。統計的有意差が認められた(P<0.05)。Tリンパ球におけるEAST-6の臨床診断の特異性と感度は,それぞれ84.61%と93.33%であり,末梢血Tリンパ球におけるEAST-6の特異性と感度は,それぞれ78.57%と92.86%であった。EAST-6による結核性胸膜炎の診断の特異度と敏感度は比較的高い。結論:EAST-6特異性Tリンパ球は結核性胸膜炎の診断において比較的高い特異性を持ち、結核性胸膜炎の臨床診断に参考根拠を提供する。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】