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J-GLOBAL ID:201702292036810682   整理番号:17A0492009

バイオフィルタのための緩効性充填物-固定化機能性微生物の性能評価

Performance evaluation of a slow-release packing material-embedded functional microorganisms for biofiltration
著者 (5件):
資料名:
巻: 38  号: 5-8  ページ: 945-955  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: C0125B  ISSN: 0959-3330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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炭素源や栄養素を緩やかに放出する固定化担体CM-5を構築しH2S除去のためのバイオフィルタに用い評価した。CM-5はコンポスト,CaCO3,真珠岩,セメント,植物繊維及び無機結合材から成っている。成形物の圧縮強さが最大になるような混合比率を求めたところそれぞれ17%,13%,18%,18%,7%,25%となった。蒸留水で抽出を繰り返したところ19回の抽出で全有機炭素及び全窒素の累積放出率はそれぞれ含有量の3.1%及び6.5%であった。CM-5及び対照としてトウモロコシ芯とセラムサイトを担体としてバイオフィルタを構築しH2S除去試験を行った。H2S負荷量は0から50日間かけて12.9g/m3/時間まで増加させた。50日後CM-5の固定化菌体量は3×106CFU/gを超えたのに対しトウモロコシ芯及びセラムサイトでは1×106,0.15×106CFU/gに留まった。CM-5ではH2S除去率は95%以上を保ったのに対し対照では除去率は運転日数とともに減少しトウモロコシ芯及びセラムサイトの除去率は40%及び25%であった。17日間運転を中止した後再び12.9g/m3/時間でH2Sを通気したところCM-5では2~3日後には除去率95%以上に復帰した。以上の結果からCM-5はH2S除去のバイオフィルタの担体として有効であると結論した。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有害ガス処理法  ,  排ガス処理法 

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