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J-GLOBAL ID:201702292045239195   整理番号:17A0111919

DPD法での海水中の残留塩素測定における珪藻Coscinodiscus wailesiiの存在による計測妨害

著者 (7件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 38-43(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L1029A  ISSN: 1342-4181  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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臨海発電所で冷却水配管系内部での生物付着防止のために海水電解塩素を添加していることを背景とし,この排水中への残留塩素濃度測定のためのDPD法に対する冷却海水中の珪藻類の影響を調べた。初めにDPD法による塩素濃度測定へ影響する可能性のある珪藻培養株用い,実験室内で影響の強い珪藻種をスクリーニングした。結果,Coscinodiscus wailesii培養液がDPD法での測定誤差を大きくすることを見出した。次に岡山県の発電所で現地調査を行い,季節的にC.wailesiiが海水中に大量増殖すること,およびこの増殖がDPD法での測定に影響している懸念を提示した。
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分類 (3件):
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植物の生化学  ,  個体群生態学  ,  無機物質の化学分析一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (27件):
  • 古田岳志・野方靖行・石井晴人(2016).模擬管路を用いた付着生物に対する塩素注入効果の評価.火力原子力発電,67, 24–32.
  • Guillard, R. R. L. (1975). Culture of phytoplankton for feeding marine invertebrates. In: Culture of Marine Invertebrate Animals, eds. W. L. Smith and M. H. Chanley, Plenum Press, New York, pp. 26–60.
  • Guillard, R. R. L. and P. E., Hargraves (1993). Stichochrysis immobilis is a diatom, not a chrysophyte. Phycologia, 32, 234–236.
  • 原 猛也・勝山一朗・松村達也(2014).塩素注入.「発電所海水設備の汚損対策ハンドブック」(火力原子力発電技術協会編),恒星社厚生閣,東京,pp. 118–125.
  • Harp, D. L. (2002). Current Technology of Chlorine Analysis for Water and Wastewater. Technical Information Series-Booklet No. 17, Hach Company, U.S.A., 30 pp.
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