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J-GLOBAL ID：201702292046200670   整理番号：17A0131418

高付加価値船に集中する韓国造船業

著者 (4件)： 向井悠一朗 (東京大学ものづくり経営研究センター) ,  新宅純二郎 (東京大学大学院経済学研究科) ,  PARK Youngwon (東京大学ものづくり経営研究センター) ,  BYUN Sungwoo (東京大学ものづくり経営研究センター)
資料名： 赤門マネジメント・レビュー(Web)  (Akamon Management Review (Web))
巻： 14  号： 3  ページ： 169-188(J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0615A  ISSN： 1347-4448  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文で筆者らは,高付加価値船に集中する韓国造船業を調査し概説した。近年では韓国が先進国である日本より,高付加価値,先端技術を追求した製品戦略をとっている。一方日本の造船業も生産量を拡大し,好業績をあげている中規模の企業は,高付加価値でなく標準船で利益を上げている。このような状況下で筆者らは,幾つかの韓国造船会社を訪問し,現地調査を行った。訪問した韓国造船会社は,日本企業と比べ,大型で複雑な製品を主力としており,研究開発投資が盛んであった。

シソーラス用語： 付加価値 ,  *船舶 ,  *大韓民国 ,  *造船業 ,  先進国 ,  日本 ,  先端技術 ,  戦略 ,  生産量 ,  現地調査 ,  研究開発 ,  投資 ,  *高付加価値 ,  戦時標準船
準シソーラス用語： *韓国 ,  製品戦略 ,  *船 ,  標準船

分類 (1件)： 船舶・造船業一般  (QJ01000Y)

引用文献 (8件)：

• Cho, D. S., & Porter, M. E. (1986). Changing global industry leadership: The case of shipbuilding. In M. E. Porter (Ed.), Competition in global industries (pp. 539-565). Boston, MA: Harvard Business School Press.
• 伊丹敬之 (1992)『日本の造船業 世界の王座をいつまで守れるか』NTT 出版.
• 海事産業研究所 (2001)「日本造船業が直面する国際環境の変化に関する調査研究報告書」日本船主協会.
• 具承桓, 加藤寛之 (2013)「日韓産業競争力転換のメカニズム造船産業の事例」『組織科学』46(4), 4-18.
• 具承桓, 加藤寛之, 向井悠一朗 (2010)「造船産業のダイナミズムと中手メーカーの製品戦略:国際競争構図の変化と新たな取り組み」(東京大学MMRC ディスカッションペーパー, No. 286).

タイトルに関連する用語 (3件)： 高付加価値 ,  韓国 ,  造船業