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J-GLOBAL ID：201702292067529401   整理番号：17A1054797

表面増強Raman散乱に基づく免疫学的検定のための,プラズモン・ナノ粒子によるアデノシン三リン酸カプセル化リポソーム

Adenosine Triphosphate-Encapsulated Liposomes with Plasmonic Nanoparticles for Surface Enhanced Raman Scattering-Based Immunoassays

著者 (8件)： PHAM Xuan-Hung (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  HAHM Eunil (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Tae Han (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Hyung-Mo (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Sang Hun (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Yoon-Sik (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  JEONG Dae Hong (Seoul National Univ., Seoul, KOR) ,  JUN Bong-Hyun (Konkuk Univ., Seoul, KOR)
資料名： Sensors (Web)  (Sensors (Web))
巻： 17  号： 7  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U7015A  ISSN： 1424-8220  CODEN： SENSC9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アデノシン三リン酸(ATP)でカプセル化したリポソームを調製し,金銀合金(Au@Ag)結集シリカナノ粒子(NP;SiO₂@Au@Ag)による表面増強Raman散乱(SERS)免疫学的検定へのその適用性を評価した。リポソームは,l-αホスファチジルコリン,コレステロール,及びクロロフォルム中のPE-PEG2000の混合物から調製し,溶媒を蒸発させたのち,得られた薄膜をリン酸緩衝生理食塩水(PBS)中のATPで水和させた。リポソームの溶解で,SiO₂@Au@Ag NPのSERS強度は,8×10⁶から8×10¹⁰の範囲にある溶解後ATPカプセル化リポソーム数の対数で増加した。リポソームの検出限界は1.3×10^-17モルと計算された。SiO₂@Au@Ag NPに基づくSERS分析へのATPカプセル化リポソームの適用に成功したことは,Ramanラベルケミカル(RLC)カプセル化リポソームによる増強SERS免疫学的検定への道を開くものである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *カプセル封じ ,  *リポソーム ,  *プラズモン ,  *ナノ粒子 ,  金合金 ,  銀合金 ,  *表面増強Raman散乱 ,  *免疫学的試験 ,  二酸化ケイ素 ,  検出限界 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド

分類 (2件)： 有機物質の物理分析一般  (CC03031B) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

物質索引 (1件)： アデノシン三リン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 表面増強Raman散乱 ,  免疫学的検定 ,  プラズモン ,  ナノ粒子 ,  アデノシン三リン酸 ,  カプセル化 ,  リポソーム