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J-GLOBAL ID：201702292067915092   整理番号：17A1421440

新生児反復MK-801治療により誘発されるラットの行動特性に及ぼす慢性強制水泳ストレスの影響【Powered by NICT】

Effects of chronic forced-swim stress on behavioral properties in rats with neonatal repeated MK-801 treatment

著者 (1件)： Kawabe Kouichi (Graduate School of Literature and Human Sciences, Osaka City University, 3-3-138 Sugimoto, Sumiyoshi-ku, Osaka 558-8585, Japan)
資料名： Pharmacology Biochemistry and Behavior  (Pharmacology Biochemistry and Behavior)
巻： 159  ページ： 48-54  発行年： 2017年 
JST資料番号： H0398B  ISSN： 0091-3057  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二ヒット仮説は統合失調症の発症機序を説明するために使用されてきた。が統合失調症の素因は,遺伝的または初期発生因子に由来する脳の脆弱性に起因することを,開始は思春期のストレスまたは成人期のような後期有害因子への曝露により誘導されることを仮定している。この仮説に基づいて,本研究では,統合失調症の動物モデル,N メチル d アスパルタート(NMDA)受容体きっ抗薬(MK 801)による新生児反復投与を受けたラットは,慢性ストレスに対して脆弱であったかどうかを調べた。ラットは生後日7 20に1日2回MK-801(0.2mg/kg)または生理食塩水で処理し,ストレス群の動物は,成人期における強制-水泳ストレスの20日(5days/week×4週)に供した。これに続いて,行動試験(プレパルス抑制,自発的交代,オープンフィールド,強制遊泳試験)を行った。結果は,それらが慢性強制-水泳ストレスを経験した後のラットにおける新生児反復MK-801処理は強制遊泳試験における不動の増加を阻害することを示す。これは慢性新生児反復NMDA受容体遮断を受けたラットは慣れまたはストレス状況に適応する能力が低下していることを示唆しており,これらのラットは高感度またはストレスに対して脆弱であるという仮説を支持する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *治療法 ,  統合失調症 ,  遊泳 ,  動物 ,  思春期 ,  NMDA受容体 ,  反復投与 ,  *新生児 ,  *水泳 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： プレパルス抑制 ,  動物モデル ,  脆弱性 ,  *強制水泳試験 ,  *慢性化 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： NMDA受容体 ,  新生児治療 ,  統合失調症の動物モデル ,  ストレス対処 ,  プレパルス抑制 ,  作業記憶 ,  露地 ,  ラット

分類 (1件)： 精神科の基礎医学  (GR01020I)

物質索引 (1件)： MK-801

タイトルに関連する用語 (10件)： 新生児 ,  反復 ,  MK-801 ,  治療 ,  誘発 ,  ラット ,  行動特性 ,  慢性 ,  強制水泳 ,  ストレス