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J-GLOBAL ID：201702292131320772   整理番号：17A0398560

無機アニオンの高選択性電気膜抽出のためのテーラーメイド液膜における大環状化合物,bambus[6]urilの応用【Powered by NICT】

Application of a macrocyclic compound, bambus[6]uril, in tailor-made liquid membranes for highly selective electromembrane extractions of inorganic anions

著者 (3件)： Slampova Andrea (Institute of Analytical Chemistry of the Czech Academy of Sciences, v. v. i., Veveri 97, CZ-60200 Brno, Czech Republic) ,  Sindelar Vladimir (Department of Chemistry and RECETOX, Masaryk University, Kamenice 5, CZ-62500 Brno, Czech Republic) ,  Kuban Pavel (Institute of Analytical Chemistry of the Czech Academy of Sciences, v. v. i., Veveri 97, CZ-60200 Brno, Czech Republic)
資料名： Analytica Chimica Acta  (Analytica Chimica Acta)
巻： 950  ページ： 49-56  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0394A  ISSN： 0003-2670  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抵抗性有機溶媒(ニトロベンゼン,NB)と高度に選択的な非イオン性大環状化合物(bambus[6]uril,BU6)のテーラーメイド液体からなる膜は無機アニオンの電気膜抽出(EME)に用いた。BU6は選択した無機アニオンのみとの内部空洞の強いホスト-ゲスト相互作用を促進し,液膜中のその存在はEME過程の優れた選択性を確実にした。EME移動はBU6と無機アニオンとの間の会合定数に直接関係し,ほぼ絶対選択性はよう化物,臭化物と過塩素酸塩のEMESで達成された。BU6共振器を用いた低相互作用を示す主な無機アニオン(塩化物,硝酸塩,硫酸塩及び炭酸塩)がEME移動から効率的に除去した。intereferencesは100,000倍まで高濃度主要陰イオンを含む試料からの標的検体のEMESで観察されなかった。遊離および担持液体膜への種特異的大環状改質剤の添加は,EME選択性の微調整の新しい方向を開く可能性がある。最適EME条件(受容体溶液としてのNB%(w/w)BU6,抽出電圧25V,抽出時間15分,脱イオン水を含浸させたポリプロピレン中空繊維)では過塩素酸塩は米国環境保護局により推奨されたガイドライン値以下の濃度で水道水から選択的に抽出した。テーラーメイド液体膜の優れた選択性は,海水からの臭化物のEMEによって実証された。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ヨウ化物 ,  水道水 ,  臭化物 ,  *液膜 ,  海水 ,  脱イオン水 ,  過塩素酸塩 ,  *大環状化合物 ,  硝酸塩 ,  米国環境保護庁 ,  有機溶媒 ,  硫酸塩
準シソーラス用語： 会合定数 ,  *膜抽出 ,  *無機陰イオン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 抽出選択性 ,  電気膜抽出 ,  ホスト-ゲスト相互作用 ,  無機アニオン ,  液体膜 ,  大環状化合物

分類 (1件)： 抽出  (CC01040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 無機アニオン ,  高選択性 ,  電気膜抽出 ,  液膜 ,  大環状化合物 ,  応用