抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的:無機能性副甲状腺嚢胞(NPC)の診断と治療方法を検討する。【方法】NPC患者12名の臨床データを遡及的に分析した。結果:(1)12例の患者の腫瘍はすべて下極に位置し、その中に下縦隔から上縦隔までの2例があった;結節性甲状腺腫を伴う3例、橋本甲状腺炎、微小腺腫を伴う各1例;左側8例、右側4例;嗄声、軽度の嚥下困難、偶呼吸困難を伴う1例、軽度の圧迫痛、喘息を伴う1例があった。(2)手術前の血清中副甲状腺ホルモン(PTH)は(5.36±3.10)pmol/L,カルシウム(2.32±0.23)mmol/L,リン(1.08±0.25)mmol/Lであった。超音波検査では,最長直径は1.0~8.0cmであった。胸部X線検査による腫瘍の圧迫は5例で、明らかな異常は7例が見られなかった;頚部CT、MRI検査を行った2例は、いずれもPCが可能であることを示した。副甲状腺の両相において、+臓器断層撮影とPTHの併用によりわずか1例が上昇し、副甲状腺腺腫の嚢胞性病変を除外しなかった。(3)患者はすべて手術治療を行い、腫れ物は嚢胞性で、包膜は完全で、境界は明瞭で、甲状腺などの周囲組織と明らかな癒着がなく、分離しやすく、嚢腔内はすべて無色透明液体であった;術中病理検査では良性病変を示した。周術期死亡例はなかった。(4)術後の病理検査では副甲状腺嚢胞と診断された。患者はすべてフォローアップを行い、フォローアップ時間は6~122ケ月で、患者の術後の嗄声、嚥下困難、呼吸困難と喘息などの臨床圧迫症状が消え、明らかな副甲状腺機能低下と低血カルシウム、低血リン発生が見られず、嚢胞再発などの症状も見られなかった。結論:術前の超音波検査、血清学的検査及び腫瘍穿刺液のPTH検査はNPCの診断に重要な意義があり、必要な時にCT、MRIなどを結合することができ、確定診断は病理検査に依存する。臨床では症状のないNPCに対して、保守的治療を選択する。しかし、臨床症状が明らかで、手術者に耐えることができ、手術切除は最適な治療方式である。手術に耐えることができない場合、簡単な吸引或いは注射アブレーションなどの硬化療法を考える。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
