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J-GLOBAL ID:201702292913809863   整理番号:17A0539802

静電気力検出による個々の量子ドットの量子状態読出し

Quantum state readout of individual quantum dots by electrostatic force detection
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 064001,1-17  発行年: 2017年02月10日 
JST資料番号: W0108A  ISSN: 0957-4484  CODEN: NNOTER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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量子ドット(QD)は原子のような離散エネルギー準位をもち,かつそのサイズと形状が制御できることから光学的性質と電気的性質の同調が期待されている。しかし,従来の移行分光法ではQDに接触する電極の作製が難しく,QDやコロイド状ナノ粒子の電子準位を調べることができない。本稿では,単一電子分解能をもつ原子間力顕微鏡(AFM)(e-EFM)を用いた電荷検出による個々のQDの電子準位構造を調べるための方法を提出した。振動AFMチップがQDのエネルギーを変調させ,QDと電極間の単一電子のトンネルを引き起こす。得られた振動静電気力はAFMの共振周波数と減衰を変化させ,単一電子感度をもつ電位測定を可能にする。これにより定量的な電子準位スペクトロスコピーがバイアス電圧をスイーピングすることにより可能になる。QDの周囲にAFMチップを走査させることにより電荷安定性図が得られた。e-EFM技術は個々のコロイド状ナノ粒子と自己集合QD類を共鳴電極無しに調べることを可能にする量子電気機械系であり,ここではトンネル電子のバックアクションがAFMにより検出され,高周波共振器のアドミタンススペクトロスコピーの機械的アナログと考えられ,これが量子コンピューティングのための量子状態読出しの有望なツールとして出現したのである。
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分類 (3件):
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原子・分子のクラスタ  ,  顕微鏡法  ,  量子力学一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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