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J-GLOBAL ID:201702292941519838   整理番号:17A1424024

Salpn配位子とその応用rac-ラクチドの重合のためのによって支持された三核および単核希土類金属アリールオキシドの合成と特性化【Powered by NICT】

Synthesis and characterization of trinuclear and mononuclear rare-earth metal aryloxides supported by Salpn ligand and their application for the polymerization of rac-lactide
著者 (4件):
資料名:
巻: 134  ページ: 22-29  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0301B  ISSN: 0277-5387  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Salpn配位子で支持された四種類の希土類金属錯体を合成し,rac-ラクチド(rac-LA)の重合のためのそれらの触媒挙動を調べた。THF中でフェノールArOH(ArO=2,6Bu~t-2 4MeC_6H_2O)のSalpn配位子LH_2(LH_2=(CH_2)3[N=CH(C_6H_4 2OH)]2)のアミン脱離反応1:1モル比におけるRE[N(SiMe_3)2]3(RE=Y, Yb, Sm, Nd)で,その後1当量とH MPA(HMPA=ヘキサメチルりん酸トリアミド)の存在下で良好な収率で,それぞれ,三核希土類金属アリールオキソ錯体[LRE(OAr)(H MPA)]3(RE=Y(1),Yb(2),Sm(3)),および単核ネオジム錯体LNd(OAr)(H MPA)2(4)を与えた。錯体1と2は,無水RECl_3とLLi_2(THF)xの1:1M比または塩メタセシス反応におけるLH_2(ArO)3Re(THF)のフェノール脱離反応によって調製し,次にTHF中とNaOArであった。錯体1 4は,元素分析,IR,だけでなく錯体1の場合におけるNMR分光法によって特性化した。錯体1 4の明確な分子構造を単結晶X線解析により決定した。rac-LA重合に対するこれら錯体の触媒挙動を調べた。錯体1 4はこの重合を効率的に開始でき,ヘテロ豊富なPLAを与えることが分かった。速度論研究は,錯体1 3により開始されたrac-LA重合は重合速度および単量体濃度の間に一次の関係を持つことを示した。THFとCHCl_3における比較速度論研究は,重合媒体はrac-重合のための1 3複合体の活性に顕著な影響を及ぼすことを明らかにした。THFにおけるこれらの錯体の観察された活性増加順序はそれらのイオン半径の増加順と一致しているが,それはCHCl_3における逆の順序であった。機構研究によると,重合は配位-挿入機構を経て進行し,これらの錯体中のアリールオキソ基は開始基として作用することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  第4族,第5族元素の錯体  ,  重合触媒,重合開始剤  ,  第3族元素の錯体 
物質索引 (1件):
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