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J-GLOBAL ID：201702293320753535   整理番号：17A0418003

欧米エネ研究会活動報告〔13〕World Energy Outlookに見るエネルギー展望-パリ協定を受けて-

資料名： 火力原子力発電  (Thermal and Nuclear Power)
巻： 68  号： 3  ページ： 138-145  発行年： 2017年03月15日 
JST資料番号： S0080A  ISSN： 0387-1029  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2016年12月発刊されたWorld Energy Outlookの報告書WE02016について紹介した。新政策シナリオでは,2040年までの世界エネルギー需要は,2014年比で約30%増加する。OECDは4%の減少に対し,非OECDの増加は51%,その6割がインドその他のアジアが牽引する。中国はすでにスローダウンしている。電力,石油,天然ガス,石炭,再生可能エネルギー,原子力のエネルギーに関する動向を示した。地球温暖化2°Cを考慮した450シナリオについて検討しているが,各国が約束している約束草案(NDC)とは大きな差がある。450シナリオを達成するには,炭素価格と再生可能エネルギーへの大きな投資が必要である。まずは,NDCの達成を最優先として,その上で,450シナリオを意識した技術イノベーションのためのR&Dの継続が重要である。

シソーラス用語： 価格 ,  *エネルギー需要 ,  *防止 ,  エネルギー資源 ,  技術革新 ,  減少 ,  エネルギー政策 ,  *報告書
準シソーラス用語： CO2削減 ,  イノベーション ,  再生エネルギー資源 ,  炭素価格 ,  *地球温暖化防止 ,  *調査報告

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 研究 ,  活動 ,  報告 ,  エネルギー ,  展望 ,  パリ協定