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J-GLOBAL ID：201702293543411901   整理番号：17A1506658

ほう素クラスタからの温度に依存したBNクラスタ形成動力学:密度汎関数強束縛分子動力学シミュレーション【Powered by NICT】

Temperature-dependent BN cluster formation dynamics from a boron cluster: Density-functional tight-binding molecular dynamics simulations

著者 (1件)： Ohta Yasuhito (Department of Chemistry, Faculty of Science, Nara Women’s University, Kitauoya-nishi-machi, Nara 630-8506, Japan)
資料名： Computational Materials Science  (Computational Materials Science)
巻： 139  ページ： 16-25  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0443A  ISSN： 0927-0256  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非晶質Bクラスタからの窒化ほう素(BN)クラスタの時間発展動力学を,密度汎関数強束縛法に基づく量子化学分子動力学によりシミュレートした。シミュレーションでは,N原子は連続的にBリッチ化合物からアーク融解BNフラーレン合成と結合したBクラスタ周辺の供給されている。シミュレーションは,1000年,1500年,2000年,2500年,および3000Kで行った,各温度で200ps30軌跡を実行した。低温(1000K)では,BNクラスタは充填ケージ構造,内部BN分岐単位を形成する傾向がある。温度が上昇すると,充填ケージ構造の割合は減少し,一方,かご状構造のそれは増加した。中間温度(2000~2500K)では,ほとんどのBNクラスタのは中空構造に発達する,強いケージ形成選択性を示す。3000Kでは,BNクラスタは,まばらな分枝鎖構造を形成し,ケージ様構造を形成することなくする傾向があった。すべての温度でクラスタ原子の移動度解析は固体様状態への液体様状態からの遷移を2000Kと2500K,一方クラスタは1000Kで固体状態および3000Kで液体状態に留まるで起こることを明らかにした。BNクラスターからN_2解離反応は,BNクラスタにおける各種N_2単位形成過程を介して進行した。クラスタN原子の結合により分類された代表的なN_2単位形成過程の詳細を述べた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *クラスタ形成 ,  高温 ,  低温 ,  窒化ホウ素 ,  *密度汎関数法 ,  *計算機シミュレーション ,  時間発展 ,  *ホウ素 ,  固相 ,  フラーレン ,  量子化学 ,  *クラスタ ,  非晶質 ,  側鎖 ,  *分子動力学
準シソーラス用語： *分子動力学シミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 密度汎関数強束縛法 ,  量子化学的分子動力学 ,  窒化ほう素フラーレン ,  窒化ほう素クラスタ ,  高温度動力学

分類 (3件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  吸着の電子論  (CB12042Y) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (8件)： ほう素 ,  クラスタ ,  BN ,  クラスタ形成 ,  動力学 ,  密度汎関数 ,  束縛 ,  分子動力学シミュレーション