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J-GLOBAL ID：201702293667046653   整理番号：17A0678624

脂質抽出のためのグリーンな分析化学法:ヘキサンの代わりとしてのグリーン溶媒の選択における計算機方法

A green analytical chemistry approach for lipid extraction: computation methods in the selection of green solvents as alternative to hexane

著者 (7件)： CASCANT Mari Merce (Univ. Avignon, Avignon, FRA) ,  CASCANT Mari Merce (Univ. Valencia, Valencia, ESP) ,  BREIL Cassandra (Univ. Avignon, Avignon, FRA) ,  GARRIGUES Salvador ,  DE LA GUARDIA Miguel (Univ. Valencia, Valencia, ESP) ,  FABIANO-TIXIER Anne Silvie (Univ. Avignon, Avignon, FRA) ,  CHEMAT Farid (Univ. Avignon, Avignon, FRA)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 409  号： 14  ページ： 3527-3539  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サケは不飽和脂肪酸のような有用な脂質を含むため,サケからの脂質の抽出法に関して研究を行う必要がある。サケの脂質の抽出には,従来は,ヘキサンが用いられてきたが,その毒性を考慮すると,グリーンな溶媒を用いて抽出を行うことが望ましい。本研究では,サケから脂質を抽出するために用いるグリーンな溶媒を選択する上で,Hansen溶解度パラメータ法およびCOSMO-RS法という2種の計算機による溶解度評価法を試し,同時に,実際の実験により溶解性の測定を行い,互いの結果を比較した。ここでは,グリーン溶媒の候補としてイソプロパノール,エタノール,酢酸エチル,p-シメン,d-リモネン等の8種を用いた。結果として,コンピューターによる評価法で得られた溶解性は,実験により得られたものとはやや異なる値となった。実験結果からは,酢酸エチルが最も適切なグリーン溶媒であることが示された。

シソーラス用語： 溶媒 ,  *サケ ,  *抽出 ,  溶解度パラメータ ,  モデル ,  量子化学 ,  *溶解度 ,  計算機シミュレーション ,  脂肪族アルコール ,  脂肪酸 ,  カルボン酸エステル ,  アルキルベンゼン ,  単環モノテルペン ,  脂環式化合物 ,  ジエン ,  アルカン
準シソーラス用語： グリーン溶媒 ,  *脂質抽出 ,  Hansen溶解度パラメータ ,  COSMO-RS

分類 (5件)： 抽出  (CC01040H) ,  抽出平衡,分配平衡  (CB03030H) ,  脂質一般  (EB05010B) ,  動物性水産食品  (FJ13020C) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

物質索引 (9件)： イソプロパノール ,  エタノール ,  酢酸エチル ,  p-シメン ,  d-リモネン ,  炭酸ジメチル ,  シクロペンチルメチルエーテル ,  2-メチルテトラヒドロフラン ,  ヘキサン

タイトルに関連する用語 (5件)： 脂質抽出 ,  分析化学 ,  ヘキサン ,  グリーン溶媒 ,  計算機