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J-GLOBAL ID:201702293692560906   整理番号:17A0564920

スウェーデン北部健康疾病調査における食事摂取量の長期10年間の変化と心臓代謝危険因子との関連性

Longitudinal 10-year changes in dietary intake and associations with cardio-metabolic risk factors in the Northern Sweden Health and Disease Study
著者 (10件):
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巻: 16  号: Mar  ページ: 16:20 (WEB ONLY)  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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世界およびスウェーデンにおける今日の食事リスクは障害期間調整後の平均寿命(DALYs)の最大の要因である。飽和脂肪,精製糖および食塩が多く,食物繊維,ビタミン,ミネラルの少ない高度加工食品を摂取する人々が増加している。長期の食事傾向を観察して疾病リスク変化を予測することが重要である。Vasterbotten Intervention Programme 1996~2014に参加し,10(±1)年空けて2回の調査を行った計15995人を対象とした。食事摂取量を64項目食物摂取頻度質問票で調べた。食事成分摂取量変化率,健康的食事スコア,食事炎症指標を計算し,2回目の調査時のボディマスインデックス(BMI),血清コレステロールおよびトリグリセリド濃度,血圧と多変量回帰分析により関連付けた。その結果,10年間で男女ともにグループレベルで,炭水化物およびスクロース由来エネルギー摂取量(E%)は減少し(40歳代で最大減少),E%蛋白質および総脂肪,飽和および不飽和脂肪酸(PUFA)は増加した(30歳代で蛋白質が,60歳代で脂肪が最大増加)。またE%トランス脂肪酸は減少した。個人レベルでは男女ともに,コレステロールおよびトランス脂肪酸摂取量減少は2回目の調査時の低BMIおよび血清コレステロール濃度と相関した(全てP<0.05)。男性では全粒穀類摂取量および健康的食事スコア増加は2回目の調査時のBMIおよび血清コレステロール濃度低下と相関した(全てP<0.05)。また男性ではトランス脂肪酸摂取量減少と健康的食事スコア増加は2回目の調査時の低BMIと相関した(P=0.01,P<0.05)。意外にも女性のスクロース摂取量増加は2回目の調査時の低BMIと相関した(P=0.02)。結論として,この大規模住民ベース調査において,10年間の食事は炭水化物減少と蛋白質および脂肪増加へと変化した。北欧食事勧告に対する個々の変化により2回目の調査時の心臓代謝危険因子が改善した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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食品一般  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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