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J-GLOBAL ID:201702294476117080   整理番号:17A1239420

同種幹細胞移植を受けている10/10HLA一致非血縁ドナー-レシピエントペアにおけるHLA-DPB1ミスマッチの臨床転帰【Powered by NICT】

Clinical outcomes of HLA-DPB1 mismatches in 10/10 HLA-matched unrelated donor-recipient pairs undergoing allogeneic stem cell transplant
著者 (14件):
資料名:
巻: 99  号:ページ: 275-282  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0958B  ISSN: 0902-4441  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】HLA-DPB1マッチングは,同種造血幹細胞移植(ASCT)転帰に影響する可能性があるが,この遺伝子座はHLA遺伝子の残りとの連鎖不平衡ではない。T細胞エピトープに基づくHLA-DPB1ミスマッチを分類した後,非許容ミスマッチを回避生存に影響を与える可能性がある。単一学術施設でこの仮説を試験した。【方法】遡及的HLA-DPB1の遺伝子型決定は,HLA-A,B,C,DRB1およびDQB1遺伝子座(10/10)の一致した自家造血幹細胞移植と非血縁ドナーを受けた153名の成人患者に行った。ImMunoGeneTics/HLA T細胞エピトープマッチングアルゴリズムを用いて,不整合状態は許容あるいは非許容として分類した。【結果】 153ドナー-レシピエントペアのうち,22(14.4%)はHLA-DPB1マッチング,64(42.8%)許容ミスマッチ,および67(43.8%)非許容ミスマッチした。DPB1ミスマッチはDPB1整合移植と比較した慢性移植片対宿主病(cGVHD; RR 2.89 [1.19 9.53], P=.016)のリスクを増加したが,全体の死亡率の違い,再発のリスク,または急性GVHD(移植片対宿主病(aGVHD)ではなかった。マッチと許容ミスマッチの結合及び非許容ミスマッチと比較して,全生存あるいは再発に有意差はなかった;が,非許容ミスマッチ移植を受けた患者はaGVHD全体および深刻なGVHD(RR1.66[1.13 2.44],P=.010とRR1.97[1.10 3.59],P=.024)のより大きなリスクを経験した。【結論】この単一施設研究では,HLA-DPB1マッチングは,血液学的悪性腫瘍に対する自家造血幹細胞移植を受けた患者の転帰に影響を与えた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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血液の腫よう  ,  腫ようの治療一般 
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