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J-GLOBAL ID：201702294570341953   整理番号：17A0337008

交尾阻害剤「パナライン」のご紹介

著者 (1件)： 宮武和史 (国際衛生 技研)
資料名： 精米工業  (Journal of Japan Rice Millers Association)
号： 277  ページ： 12-14  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： F1894A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,ノシメマダラメイガ防除アイテム「パナライン」について紹介した。本剤はノシメマダラメイガの交尾活動を阻害し,次世代の個体を発生させないようにする(次世代個体の発生数を少なくする)ことを目的とした農薬である。本剤はノシメマダラメイガが増えないように予防する薬剤であるため,発生期(4~9月)の間は設置を継続する必要がある。本剤の効果は約3ヵ月間持続する。本稿では,実際に農業倉庫の下屋で本剤による防除試験を実施した事例を紹介した。この事例では,本剤を設置した倉庫では,発生のピークが現れずトラップへの捕獲数は発生初期と同じ低い水準のままであり,ノシメマダラメイガの大発生を予防することを示した。

シソーラス用語： 交尾 ,  *農薬 ,  *メイガ科 ,  方式 ,  *トラップ【生物】 ,  捕獲 ,  *害虫防除 ,  玄米 ,  食品工場 ,  食品衛生 ,  有害生物防除 ,  *ノシメマダラメイガ ,  捕獲数 ,  *ガ ,  *無脊椎動物
準シソーラス用語： 防除法

分類 (2件)： 害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  食品倉庫,荷造,運搬  (FJ02040M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 交尾 ,  阻害剤