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J-GLOBAL ID:201702295113887200   整理番号:17A0880340

細胞リピドミクス研究における濃度正規化のための液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析による184の前駆体イオン走査を用いた【Powered by NICT】

Using precursor ion scan of 184 with liquid chromatography-electrospray ionization-tandem mass spectrometry for concentration normalization in cellular lipidomic studies
著者 (21件):
資料名:
巻: 971  ページ: 68-77  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞リピドミクス研究は多くの生物医学的研究分野におけるアプローチを支持した。研究した細胞の公正な比較を提供するためには,リピドミック分析の前に決定された濃度の正常化を行うことが重要である。本研究では,細胞抽出物中のホスファチジルコリン(PC)及びスフィンゴミエリン(SM)含量を測定することにより,細胞脂質正規化法を提案した。細胞抽出液中のPCとSMの効率的解析を提供するために,184の前駆体イオンスキャン(PIS)を用いたフローインジェクション分析エレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析(FIA ESI MS/MS)を用いた,この方法の性能に影響するパラメータを最適化した。細胞抽出物希釈因子と1から16倍(R~2=0.998)の希釈範囲内で184のPIS中の全イオンクロマトグラム(TIC)面積の逆数との間に観察された良好な直線性。検量線は,細胞抽出物の未知濃度の濃度調整のために使用できた。日内及び中間精度は10%以下であった。精度は93.0%~105.6%であった。新しい正規化法の性能を,異なる数のHCT-116細胞を用いて評価した。スフィンゴシン,セラミド(d18:1/16:18:0),SM(d18:1/18:0)とPC(16:1/18:0)は代表的な試験脂質種として選択し,結果は,異なる細胞数から得られた各脂質種のピーク面積は,正規化後20%の変動の範囲内であった。最後に,184正規化法のPISは初代神経培養細胞に及ぼす酸素およびグルコース欠乏(OGD)を用いた虚血誘発ニューロン損傷を研究するために適用した。著者らの結果は,184正規化法のPISは細胞脂質研究における濃度正規化のための効率的で有効なアプローチであることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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液体クロマトグラフィー  ,  質量分析  ,  抽出 
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