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J-GLOBAL ID:201702295202933713   整理番号:17A0868071

ボラン系Lewis酸との錯体生成によるカルボニルの活性化:Lewis塩基性溶媒中で活性化されたカルボニル炭素原子におけるH2分断の遷移状態とホウ素アルコキシド中間体のプロトン移動の動力学【Powered by NICT】

Carbonyl Activation by Borane Lewis Acid Complexation: Transition States of H2 Splitting at the Activated Carbonyl Carbon Atom in a Lewis Basic Solvent and the Proton-Transfer Dynamics of the Boroalkoxide Intermediate
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資料名:
巻: 23  号: 38  ページ: 9098-9113  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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遷移状態(TS)計算を用いて,Lewis酸(LA)錯体生成がカルボニル化合物をどのように活性化するかを,(C6F5)3B型のボランLAを含むLewis塩基(エーテル)溶媒中におけるH2によるカルボニル化合物の水素化との関連で調べた。計算によれば,LA錯体生成はO=C不飽和結合へのH2の直接付加に十分にはケトンを活性化しない;然し計算は,Lewis塩基性溶媒(すなわち,1,4-ジオキサンまたはTHF)の支援により活性化され,十分にLewis酸性となったカルボニル炭素原子における,H2の容易なヘテロリシス開裂を示した。多様なケトンとの(C6F5)3B付加物のカルボニル炭素原子における溶媒支援H2分裂に対して,TSの数を計算し,得られた結果は実験からの洞察に相関している。電子構造計算のためのDFTを用いたBorn-Oppenheimer分子動力学を用いて,アルコキシド酸素原子(C6F5)3B-アルコキシド型イオン性中間体とプロトン移動の変化を調査した。結果は,LA即ち,触媒としての(C6F5)3Bを用いた妥当な水素化機構を示した。つまり,1)H2開裂の段階で,これはLewis塩基である溶媒分子と熱力学的に安定で,実験的に同定可能な(C6F5)3Bケトン付加物のカルボニル炭素原子を含んでいる。ここで(C6F5)3Bは’Lewis酸プロモーター’である。2)(C6F5)3Bアルコキシド中間体(C6F5)3B-アルコール付加物を与える酸素原子への溶媒結合プロトンの移動,及び3)ケトン又はLewis塩基性溶媒分子によるアルコールのSN2型置換。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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有機ほう素化合物  ,  非金属の錯体  ,  脂肪族ケトン  ,  脂肪族アルコール 
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