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J-GLOBAL ID:201702295310364428   整理番号:17A1131300

併用慢性完全閉塞を伴う一次経皮的冠動脈インターベンションを受けたST上昇型心筋梗塞患者の生存率に及ぼす側副血行路の影響【Powered by NICT】

Impact of Collateral Circulation on Survival in ST-Segment Elevation Myocardial Infarction Patients Undergoing Primary Percutaneous Coronary Intervention With a Concomitant Chronic Total Occlusion
著者 (5件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 906-914  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3127A  ISSN: 1936-8798  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,CTOに対するよく発達した対貧弱に発達した側副血行路を有する慢性完全閉塞(CTO)を伴うST上昇心筋梗塞(STEMI)患者における長期臨床転帰を比較した。STEMI患者では,CTOの存在は,罹患率および死亡率の増加と関連している。CTOである側副血行路によるかん流しばしば(部分的に)。,梗塞関連動脈(IRA)はCTOの側副血液供給の主なドナー血管である場合,梗塞サイズを有意に増加させる可能性がある。梗塞関連容器によく発達した側副血行路は,STEMI後の臨床転帰の改善と関連している。しかし,STEMI患者のCTOに対するよく発達した側副血行路の影響は知られていない。一次経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けた非IRAにおけるCTOの連続STEMI患者は,血管造影,よく発達した(グレード2から3)あるいは貧弱に発達した側副血行路(グレード0~1)の存在に基づいて分割した。2000~2012年の間,単一同時CTO413STEMI患者を対象とした。CTOに対するよく発達した側副血行路は53%に存在した。貧弱に発達した側副血行路CTOに対するに関連した心原性ショック(ハザード比[HR]:1.8;95%信頼区間[CI]:1.11~3.07;P=0.02),左回旋動脈に位置するCTO(1.9;95%CI:1.00~3.43;P=0.05),CTO直径≦2.5mm(2.1;95%CI:1.07 4.12;P=0.03),CTOテーパ(1.9;95%CI:1.21 2.85,p<0.001)であった。よく発達した側副血行路CTO患者は貧弱に発達した側副血行路(74% vs. 63%; p=0.01)と比較してより良好な5年生存率を示した。CTOに対するよく発達した側副血行路の存在は独立して改善された生存率(ハザード比1.5;95%CI:1.03~2.10;P=0.04)と関連していた。非IRAにおけるCTOとSTEMI患者では,CTOに対するよく発達した側副血行路の存在は,生存率改善と関連している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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術後処置・予後  ,  循環系疾患の外科療法  ,  循環系の臨床医学一般 

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