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J-GLOBAL ID:201702295644418640   整理番号:17A1639718

活性化されたFGFR3は仮骨延長術のマウスモデルにおける軟骨内骨化を加速を介して骨形成を促進する【Powered by NICT】

Activated FGFR3 promotes bone formation via accelerating endochondral ossification in mouse model of distraction osteogenesis
著者 (12件):
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巻: 105  ページ: 42-49  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0177D  ISSN: 8756-3282  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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軟骨無形成症(ACH)は,線維芽細胞成長因子受容体3(FGFR3)遺伝子の機能獲得変異に起因する最も一般的な四肢短縮骨格形成異常の一つである。伸延骨形成(DO)はいくつかの国でACHにおける低身長の治療選択肢である。ACH患者は通常DOにおける速い治癒を示したが,新しく形成された骨の詳細は調べられていない。DOのマウスモデルを開発し,組織学的および形態学的にACH(Fgfr3~ACHマウス)をもつトランスジェニックマウスの新しい骨再生を解析した。二種類のDOプロトコルの,短いDOからなる5日潜伏期0.4mmの24時間当たりとそれに続く5日延長の,同じ潜伏期間0.3mmの速度12時間当たりとそれに続く7日間延長の長いDOを確立した。カルス形成は骨充填スコアによる放射線学的に評価し,両プロトコルのマイクロCTスキャンによって定量化した。組織形態計測分析は,種々の染色による短いDOプロトコルで行った,Villanueva Goldner,サフラニンO/Fastグリーン,酒石酸耐性酸性ホスファターゼ,X型コラーゲンを含む。骨充満スコアは両プロトコルで野生型マウスよりもFgfr3~ACHマウスで有意に高かった。,骨量と骨量/組織量を含む,個々の骨パラメータも両プロトコルで野生型マウスよりもFgfr3~ACHマウスで有意に高かった。海綿骨周辺の破骨細胞と同様に,骨芽細胞の数はFgfr3~ACHマウスで増加した。伸延領域の軟骨組織は強化期中の野生型マウスと比較してFgfr3~ACHマウスで消失した。同様に,X型コラーゲン陽性細胞は同じ期間にFgfr3~ACHマウスで著しく低下した。Fgfr3~ACHマウスはDO後の加速骨再生を示した。加速された軟骨内骨化はFgfr3~ACHマウスにおける速い治癒に寄与する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  細胞構成体の機能  ,  骨格系  ,  先天性疾患・奇形の診断 

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