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J-GLOBAL ID:201702296789938644   整理番号:17A1433281

臨界経路遺伝子の変異と結腸直腸癌における腫瘍部位別生存転帰【Powered by NICT】

Association between mutations of critical pathway genes and survival outcomes according to the tumor location in colorectal cancer
著者 (21件):
資料名:
巻: 123  号: 18  ページ: 3513-3523  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0781B  ISSN: 0008-543X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:結腸直腸癌(CRC)はいくつかの重要な経路の変化を介して開発した。本研究では,CRC患者の生存転帰に対するクリティカルパスの影響を評価することを目的とした。CRC(WNT,P53,RTK RAS,ホスファチジルイノシトール 4,5 ビスホスファート 3-キナーゼ[PI3K],及び形質転換成長因子β(TGF-β)の五つの重要な経路に含まれる40遺伝子の【方法】標的化次世代配列決定はステージIIIまたはハイリスクステージII CRC手術後アジュバントフルオロピリミジンとオキサリプラチン化学療法で治療した516名の患者に実施した。臨界経路変異と無再発生存(RFS)および総生存率間の相関を解析した。関係についてはさらなる腫瘍位置に従って解析した。【結果】WNT,P53,RTK RAS,PI3K,およびTGF-β経路の変異率は84.5%,69.0%,60.7%,30.0%,及び28.9%であった。PI3K経路における変異は,より長いRFS(補正ハザード比[HR],0.59;95%信頼区間[CI],0.36 0.99)と関連していた,RTK RAS経路の突然変異は短いRFS(調整HR,1.60;95%CI1.01 2.52)と関連していた。近位腫瘍は遠位腫瘍よりも高い変異率を示し,変異プロファイルは腫瘍位置に応じて異なっていた。Kirstenラット肉腫ウイルス癌遺伝子相同体(KRAS),ホスファチジルイノシトール 4,5 ビスホスファート 3-キナーゼ触媒サブユニットα(PIK3CA),とB-Rafプロトオンコジーンセリン/トレオニンキナーゼ(BRAF)の変異率は近位腫瘍で高く,大腸腺腫様ポリポーシス(APC),腫瘍蛋白質53(TP53)および神経芽細胞腫Rasウイルス癌遺伝子相同体(NRAS)の変異率は遠位腫瘍の方が高かった。PI3K経路変異を有する良好なRFSは近位腫瘍に対する唯一の有意な,RTK RAS経路突然変異を有する悪いRFSは遠位腫瘍に対するのみ有意であった。【結論】A PI3K経路変異はアジュバント化学療法で治療されたCRC患者のためのより良いRFSと関連しており,RTK RAS経路変異は悪いRFSと関連していた。予後への影響の重要性は腫瘍の位置によって異なった。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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