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J-GLOBAL ID:201702296851892922   整理番号:17A1005441

IoTのための地図・地形・地球大集合 第1部 地図・地形・地球データ大集合 Appendix1 丸くない地球!緯度経度標高を正しく表すために IT時代のコモンセンス 地球と測地系の基礎知識

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巻: 43  号: 10  ページ: 50-54  発行年: 2017年10月01日 
JST資料番号: L0339A  ISSN: 0387-9569  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本論文では,GIS(Geographic Information System)データを活用するために必要な基本的知識を解説した。まず,地球は自転による遠心力で真球より赤道方向に膨らんだ回転楕円体となっており,海面の平均位置が場所ごとに異なるので国土地理院では東京湾における平均海面からの高さを標高と定めていることを説明した。一方,GPS(Global Positioning System)などで得られる測地座標は球座標系で表され,地球中心・地球固定直交座標系から変換される際に高さの値は回転楕円体の表面からの高さに変換されるので,前述した標高とは異なる。また,地球の形は絶えず変化しているので地球規模で安定した位置の基準(GGRF)を構築・維持する必要があり,1)地理的に離れた観測点間の位置の差を数mm単位で計測するVLBI(Very Long Baseline Interferometry),2)レーザ光を用いて地上から衛星までの距離を計測するSLR(Satellite Laser Ranging),3)複数の衛星と観測地点までの距離関係から位置を割り出すGNSS(Global Navigation Satellite System)といった測量技術を紹介した。さらに,3次元の球体を2次元平面元上に変換する地図投影法と,そのオープンソース・ライブラリPROJ.4についても述べた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の情報処理  ,  製図,図学  ,  図形・画像処理一般 

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