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J-GLOBAL ID：201702298002515667   整理番号：17A0790654

分子動力学シミュレーションによるブダジエンゴム,スチレン-ブタジエンゴムのガラス転移点の予測と相図の設計

Prediction of the glass transition temperature and design of phase diagrams of butadiene rubber and styrene-butadiene rubber via molecular dynamics simulations

著者 (6件)： Ryu Myung Shin (Department of Materials Science and Engineering, KAIST, 291 Daehak-ro, Yuseong-gu, Daejeon 34141, Republic of Korea. [e-mail]) ,  Kim Hyoung Gyu ,  Kim Hyun You ,  Min Kyung-Shin ,  Kim Hak Joo ,  Lee Hyuck Mo
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 25  ページ： 16498-16506  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車事故の防止には,天然ゴム(NR),ブタジエンゴム(BR)やスチレンブタジエンゴム(SBR)といったタイヤのゴムの熱安定性の評価が大事である。所望の熱安定性を実現する主要因子はガラス転移点(T_g)の制御である。そこで種々のゴム弾性体のT_gを予測する最適化方程式を分子動力学(MD)シミュレーションで開発した。ランダム共重合体を単量体の配合でモデル化し,各組成内のブタジエン異性体のT_gを計算した。その結果により三元cis-trans-ビニルブタジエンのT_gの等高線を設計し,その三元系のT_g方程式を導いた。また四元SBRの擬三元T_gを評価する式も開発して作図した。以上の結果から最適な熱的機械的安定性を持った合理的なタイヤの設計に重要な,三元BRと四元SBRのT_gを予測する新しい方法が得られた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ブタジエンゴム ,  *SBR【ゴム】 ,  熱安定性 ,  *ガラス転移点 ,  *予測技法 ,  計算機シミュレーション ,  *モデリング ,  異性体 ,  状態図 ,  等高線 ,  多成分系 ,  三成分系 ,  *分子動力学 ,  *天然ゴム ,  ランダム共重合体 ,  芳香族炭化水素 ,  ビニル化合物 ,  アルカジエン
準シソーラス用語： 分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 相転移・臨界現象一般  (BL04010V) ,  ゴム  (YH07020M)

物質索引 (4件)： スチレン ,  1,3-ブタジエン ,  (Z)-1,3,5-ヘキサトリエン ,  (E)-1,3,5-ヘキサトリエン

タイトルに関連する用語 (6件)： 分子動力学シミュレーション ,  スチレン-ブタジエンゴム ,  ガラス転移点 ,  予測 ,  相図 ,  設計