プルトニウム(IV)イオン選択アルファスペクトロメトリーのためのりん酸塩含有高分子グラフト化ガラス【Powered by NICT】

Mhatre Amol M.; Chappa Sankararao; Paul Sumana; Pandey Ashok K.

文献

J-GLOBAL ID：201702298095933433 整理番号：17A1342855

プルトニウム(IV)イオン選択アルファスペクトロメトリーのためのりん酸塩含有高分子グラフト化ガラス【Powered by NICT】

Phosphate-bearing polymer grafted glass for plutonium(iv) ion-selective alpha spectrometry

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資料名：
巻： 32 号： 8 ページ： 1566-1570 発行年： 2017年
JST資料番号： C0770C ISSN： 0267-9477 CODEN： JASPE2 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

りん酸エステル基含有高分子薄膜は,水溶液試料中のPu~4+イオンのα線分光測定のためのガラス基板上に共有結合によって固定した。この方法は,マトリックス除去,予備濃縮及び源調製一段階試料操作を組み合わせた。高分子薄膜をゾル-ゲル法で加水分解されたガラス基板上に第一結合3-(トリメトキシシリル)プロピルアクリレート(TMSPA)により形成され,ビス[2-(メタクリロイルオキシ)エチル]ホスファート単量体のUV開始剤誘起グラフト重合のためのTMSPAの二重結合を利用した。ポリ(ビス[2-(メタクリロイルオキシ)エチル]ホスファート)(ポリ(BMEP))膜を有する薄いりん酸配位子はHNO_3培地におけるUO_2~2+,Am~3+,Th~4+とPu~4+のような代表的なアクチニドイオンに対する均一性,物理的形態とその親和性を特性化した。アルファ飛跡ラジオグラフィーと元素マッピングCおよびP原子がガラス基板上のポリ(BMEP)膜の均一な形成を示した。原子間力顕微鏡は,膜の10 15nmの厚さを示し,Pu~4+負荷glass@poly(BMEP)のアルファスペクトルは,ホストマトリックスにおけるエネルギーの顕著な損失もなく良く定義されたアルファエネルギーピークを示した。glass@poly(BMEP)膜は,競合するUO_2~2+とTh~4+イオンの存在下で3モルL 1~( 1)HNO_3で優先的にPu~4+イオンを吸着するが分かった。Am~3+イオンは類似の条件下で大きい程度に吸着,Pu~4+イオンの非存在下でもなかった。glass@poly(BMEP)基板上に装荷されたPu~4+イオンは同位体希釈アルファスペクトロメトリーにより定量した。glass@poly(BMEP)に基づくα線分光法は水試料中のPuの定量に成功裏に適用した。この方法で測定されたPuの濃度は±6%以内で再現し,glass@poly(BMEP)膜における2.95Bq Pu活性の最小予備濃縮を必要とした。測定したPu濃度は標準的な熱イオン化質量分析によって得られた結果と良好な一致を示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

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無機物質中の元素の物理分析 , 環境の汚染及び防止 , 有機物質中の元素の物理分析 , 同位体存在比,質量スペクトル , 質量分析

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