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J-GLOBAL ID:201702298746839722   整理番号:17A1708449

肺癌のためのナノ粒子を標的とする葉酸受容体1強化された光線力学療法【Powered by NICT】

Nanoparticle targeted folate receptor 1-enhanced photodynamic therapy for lung cancer
著者 (26件):
資料名:
巻: 113  ページ: 59-68  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3184A  ISSN: 0169-5002  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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適度な改善にもかかわらず,肺癌患者の予後はまだ不良であると新しい治療が緊急に必要である。光線力学療法(PDT),光活性化化合物(光増感剤)の使用は,治療選択肢であるが,その使用は中枢気道病変に限定されている。,進行肺癌の末梢性肺癌と転移性リンパ節のための最小侵襲性介入を翻訳するPDTの有効性と特異性を高めるために葉酸受容体1(FOLR1)を標的とした新規ポルフィリン脂質ナノ粒子(porphysomes)の使用を報告する。原発性肺癌,転移リンパ節のFOLR1発現頻度は最初の手術と気管支内超音波ガイド下経気管支針吸引(EBUS TBNA)のヒト組織試料で分析した。共焦点蛍光顕微鏡は,肺癌細胞における細胞取込と蛍光活性化を確認するために使用し,光細胞毒性は,細胞生存率アッセイを用いて評価した。in vivo取込の蛍光活性化と定量は,マウス肺同所性腫瘍モデル,続いてin vivoでPDT効果の評価により調べた。FOLR1は進行性肺癌患者からの転移性リンパ節試料で高度に発現し,主に原発性肺癌における肺腺癌で発現させた。肺癌細胞株におけるFOLR1の発現はin vitroで葉酸porphysomesの細胞内取込と一致した。10J/cm~2の用量で671nmレーザを照射すると,葉酸porphysomesは非標的porphysomes(28%vs.83%と24%vs.A549およびSBC5肺癌細胞における99%の細胞生存率,それぞれ)と比較して顕著な治療効果を示した。全身投与葉酸porphysomesは有意に増強された疾患への正常組織コントラストを持つ肺腫瘍に蓄積した。葉酸porphysomes媒介PDTは,腫瘍細胞増殖と活性化腫瘍細胞のアポトーシスを阻害することに成功した。葉酸porphysome基づくPDTはこれらの前臨床モデルにおけるFOLR1発現に基づく肺癌を選択的に有望であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようのその他の治療法  ,  医用素材  ,  腫ようの実験的治療  ,  窒素複素環化合物一般 

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