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J-GLOBAL ID：201702298823537536   整理番号：17A0500837

精密重合が拓く高分子合成 高度な制御と進む実用化 日本化学会編 リビング重合の基礎 開環重合,メタセシス重合,縮合重合

著者 (1件)： 横澤勉 (神奈川大 工)
資料名： CSJ Current Review  (CSJ Current Review)
号： 20  ページ： 34-38  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： F1106A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 開環重合,メタセシス重合,縮合重合のリビング重合を,例を挙げて説明した。アニオン開環重合については,エチレンオキシドへのアニオン開始剤による,主鎖にエーテル構造を持った両親媒性ポリエチレンオキシドの合成,および成長反応の失活と連鎖移動反応にからリビング重合が困難な,アルキル基置換プロピレンオキシドなどの開環重合に有効な,アルミニウムポルフィリン(Al-PN)錯体開始剤を紹介した。単量体として,プロピレンスルフィド,チイラン,ラクトンなどの,Al-PN錯体,チオエステルなどの開始剤を使った,開環アニオンリビング重合について述べた。さらにテトラヒドロフランのトリフルオロメタンスルホン酸エステル開始剤による,開環カチオン重合,ノルボルネンなど環状アルケンの,遷移金属カルベン錯体を用いたメタセシス重合,および縮合重合による芳香族ポリアミド合成についても述べた。

シソーラス用語： *リビング重合 ,  *開環重合 ,  *メタセシス重合 ,  *重縮合 ,  アニオン重合 ,  カチオン重合 ,  単量体 ,  重合開始剤 ,  環状エーテル ,  ポリエチレンオキシド ,  化学反応 ,  ポルフィリン錯体 ,  アルミニウム錯体 ,  酸素複素環化合物 ,  化学合成 ,  分子構造 ,  エポキシ化合物 ,  テトラヒドロフラン誘導体 ,  移動反応
準シソーラス用語： エポキシド ,  テトラヒドロフラン類 ,  連鎖移動反応

分類 (1件)： 重付加  (CG04040O)

タイトルに関連する用語 (10件)： 精密重合 ,  高分子合成 ,  実用化 ,  日本 ,  学会 ,  リビング重合 ,  基礎 ,  開環重合 ,  メタセシス重合 ,  縮合重合