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J-GLOBAL ID：201702298924374057   整理番号：17A0581278

任意ラグランジュ-オイラー法を用いた鋼の孔食の微細構造モデル

Microstructural Modeling of Pitting Corrosion in Steels Using an Arbitrary Lagrangian-Eulerian Method

著者 (2件)： YU Qifeng (Illinois Inst. of Technol., IL) ,  PAN Tongyan (Illinois Inst. of Technol., IL)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 48  号： 5  ページ： 2618-2632  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なる鉄相の中の孔食の成長を調べるために,エポキシのみで被覆したモデルと,ポリアニリン(PANi)で被覆したモデルの二つの時間依存モデルを開発した。また,PANiの耐食性能についても調べた。二つのモデルの主な違いは,後者ではプライマー中にPANiを加えた点である。模擬した電気化学系の電流密度を修正ネルンスト-プランクの式を用いて求めた。またFEM法を用いて支配している偏微分方程式を解いた。適切な仮定の下に電位と電流分布を求め,PANiの耐食性能を評価した。二つのモデルによる腐食電位分布によれば,孔食はエポキシのみの被覆の方がPANi被覆モデルよりも早く進むことがわかった。このことはエポキシのみのプライマーは,一度被覆が電解液により貫通されると,その耐食性能を失うことを実証している。

シソーラス用語： 解析力学 ,  Lagrange方程式 ,  *孔食 ,  モデル ,  微視力学 ,  エポキシ樹脂 ,  ポリアニリン ,  *表面被覆 ,  プライマ【塗装】 ,  電気化学 ,  電流密度 ,  偏微分方程式 ,  有限要素法 ,  電流分布 ,  *鉄鋼 ,  腐食電位 ,  耐食性 ,  防食塗料
準シソーラス用語： Nernstの式 ,  微視的モデル

分類 (1件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： 鋼 ,  孔食 ,  微細構造 ,  モデル