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J-GLOBAL ID:201702299136040934   整理番号:17A0822113

ペチュニアocsエレメント結合因子PhOBF1は,抗ウイルスRNAサイレンシングにおいて重要な役割を果たす

PhOBF1, a petunia ocs element binding factor, plays an important role in antiviral RNA silencing
著者 (8件):
資料名:
巻: 68  号:ページ: 915-930  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ウイルス誘導遺伝子サイレンシング(VIGS)は,遺伝子の機能解析のための一般的な逆遺伝学実験技術であるが,ウイルスによって誘発されるRNAサイレンシングのメカニズムについてはわかっていない。本研究では,ペチュニア植物を供試して,塩基性ロイシンジッパー(bZIP)型転写因子の1つであるペチュニアのocsエレメント結合因子PhOBF1がRNAサイレンシングに果たす役割について調査した。その結果,PhOBF1遺伝子のサイレンシングによって,タバコ茎壊疽ウイルス(TRV)やタバコモザイクウイルスに対する抵抗性が損なわれたが,PhOBF1の過剰発現によって,こうしたウイルス感染に対する抵抗性が高まることが示された。PhOBF1をサイレンシングした植物では,遊離サリチル酸,サリチル酸グルコシドやフェニルアラニンの蓄積が低く,シキミ酸やフェニルプロパノイド経路に関連する遺伝子の転写物も減少することがわかった。こうした結果から,PhOBF1は,サリチル酸生合成経路による遺伝子調節を介して,TRV誘導RNAサイレンシング効率を調節していることが示唆された。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子遺伝学一般  ,  植物ホルモン  ,  ウイルスによる植物病害 

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