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J-GLOBAL ID:201702299233347401   整理番号:17A0879137

エピジェネティクス:シャルコー・マリー・トゥース病のMORC2変異によるHUSH複合体機能の過剰活性化

Hyperactivation of HUSH complex function by Charcot-Marie-Tooth disease mutation in MORC2
著者 (9件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 1035-1044  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,MORC2遺伝子の優性変異が,軸索型のシャルコー・マリー・トゥース(CMT)病を引き起こすことが示されたが,MORC2の細胞機能はほとんど明らかになっていない。本論文では,ゲノムワイドなCRISPR-Cas9による順遺伝学的スクリーニングにより,MORC2がHUSH複合体によるエピジェネティックなサイレンシングに必要な必須遺伝子であることを示す。HUSHは,MORC2をヘテロクロマチンの標的部位に誘導する。DIVA(differential viral accessibility)という新しい方法を用いて,MORC2の喪失がこれらの標的座位でクロマチンの脱凝縮を引き起こすこと,これはH3K9me3標識の喪失と転写の脱抑制と同時に起こることを示す。MORC2のATPアーゼ活性は,HUSHによるサイレンシングに不可欠で,CMT患者によく見られるATPアーゼドメインに影響を及ぼす変化(p.Arg252Trp)は,神経細胞におけるHUSHによる抑制効果をさらに増強する。これらのデータはHUSH複合体によるエピジェネティックなサイレンシングにおけるMORC2の重要な役割を明らかにし,また,CMT病におけるMORC2変異の役割の基礎となる機構的基盤を示している。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (4件):
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先天性疾患・奇形一般  ,  神経の基礎医学  ,  遺伝学研究法  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
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