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J-GLOBAL ID：201702299741581179   整理番号：17A0938113

弱光照射下でのTiO_2~-をベースとした触媒による海水中の分解フェノールの増強された光触媒活性【Powered by NICT】

Enhanced photocatalytic activity for degrading phenol in seawater by TiO₂-based catalysts under weak light irradiation

著者 (8件)： Wang Ting (School of Environmental Science and Engineering, Zhejiang Gongshang University, Hangzhou, 310012, China. [e-mail]) ,  Xu Zhi-yong ,  Wu Li-guang ,  Li Bing-rui ,  Chen Mei-xi ,  Xue Shi-yi ,  Zhu Yi-chen ,  Cai Jing
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 51  ページ： 31921-31929  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海水システムは典型的な塩水システムである。触媒は海水系における有機汚染物質の効率的な光分解のための塩イオンからの障害を克服する必要がある。吸着層ナノ反応器合成(ALNS)を用いて調製した市販光触媒(P25)とLa~3+をドープしたSiO_2~-TiO_2は最初の弱いUV光照射下での海水中の異なる初期濃度のフェノールの光分解に用いた。フェノールに対する弱い吸着容量と二種類の光触媒の親水性表面は塩イオンの障害を克服できず,低い光触媒活性を示した。これに基づいて,グラフェン酸化物(GO)をALNSを用いたTiO_2とLa~3+をドープしたTiO_2を調製するための担体として使用した。アルコールを用いたソルボサーマル処理はTiO_2結晶化とGO還元の両方のための溶媒として使用した。結果は,大きさが10nm以下のTiO_2ナノ粒子は還元されたGO表面に形成され,均一に分布したことを示した。TiO_2粒子のサイズが小さいことと,GO表面に減少した酸素化官能基は光生成電荷キャリアの高い分離効率を引き起こし,それによって光分解性能を増加させた。光触媒の強いフェノール吸着は塩イオンの干渉を克服し,海水中の光分解効率を促進するのに十分効率的であった。二赤色GO TiO_2触媒の活性はP25とLa~3+ドープSiO_2~-TiO_2のそれの2倍以上であった。La~3+ドーピングは混合結晶を形成し,電荷キャリアのための浅いトラップサイトを増加させた。,La~3+ドーピングはGO TiO_2の光触媒活性を増加させた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 固溶体 ,  光分解 ,  *光触媒 ,  イオン ,  *触媒 ,  吸着 ,  ドーピング ,  *海水 ,  ナノ粒子 ,  紫外線 ,  フェノール類
準シソーラス用語： 電荷キャリア ,  酸化グラフェン ,  有機汚染物質 ,  *光触媒活性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 光照射 ,  触媒 ,  分解 ,  フェノール ,  増強 ,  光触媒活性