特許
J-GLOBAL ID:201703000205344940

自動車排気系部品締結部品用ステンレス鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 内藤 俊太 ,  田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-089113
公開番号(公開出願番号):特開2016-204714
出願日: 2015年04月24日
公開日(公表日): 2016年12月08日
要約:
【課題】自動車排気系部品締結部品に使用される場合において、優れたシール性と耐食性を有し、自動車排気系部品として適正な光沢度を有するステンレス鋼を提供する。【解決手段】ステンレス鋼製の自動車排気系部品締結部品と、ステンレス鋼製の自動車排気系部品とを組み合わせるに際し、所定条件の溶液中に10分間浸漬した後の自然電位を比較したときに、自動車排気系部品締結部品の自然電位が自動車排気系部品の自然電位以上の自然電位となる組み合わせを選択することにより、排ガス凝縮水環境に曝されても優れた耐食性を有する自動車排気系部品締結部品と自動車排気系部品との組み合わせとすることができる。表面粗度Raが0.1μm以上0.6μm以下、圧延方向の光沢度Gs(45)Lが500以下であると、優れたシール性と耐食性を有し、自動車排気系部品として適正な光沢度を有することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で C:0.10%以下、 Si:0.02〜4.0%、 Mn:0.02〜4.0%、 P:0.05%以下 S:0.01%以下 Cr:10.5〜30%、 Ni:35%以下、 N:0.001〜0.3% を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、下記条件の溶液中に10分間浸漬した後の自然電位を比較した際、接続相手の自動車排気系部品に使用されるステンレス鋼の自然電位以上の自然電位を示すことを特徴とする排ガス凝縮水環境に曝される自動車排気系部品締結部品用ステンレス鋼。 ただし溶液はpH 2.0、80°C、濃度が[100ppm Cl-]+[1000ppm SO42-]+[1000ppm SO32-]の水溶液である。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  C22C 38/60
FI (3件):
C22C38/00 302Z ,  C22C38/58 ,  C22C38/60
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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