特許
J-GLOBAL ID:201703000278707618

フラット研削砥石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-203046
特許番号:特許第6206824号
出願日: 2016年09月27日
要約:
【課題】網目シートを台金に一層又は多層に巻付けて成型するか、網目円板を複数枚積層して成型された砥石円板の外周に砥粒を固着したフラット研削砥石と、この製造方法に係り、特に、砥粒を外周周辺に格子状の隙間を合理的手段により形成して固着する新規技術を図った。 【解決手段】 台金1の外周面1Aに網目シート2を一層又は多層に巻付けられており、上記網目シートの外周面2Aに台金の軸芯方向Oに格子状の隙間Xを一定の間隔で間欠的にダイヤ,CBN電着砥粒又はWA、GC砥粒等を電着又は溶着(総称して固着と言う)させたフラット研削砥石10である。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 台金の外周面に網目シートが一層又は多層に巻付けられており、上記網目シートの外周面に台金の軸芯方向に格子状の隙間が一定の間隔で間欠的に設けられるようにダイヤ,CBN電着砥粒又はWA、GC砥粒等の砥粒を固着させたフラット研削砥石の製造方法であって、 台金の外周に一層又は多層に網目シートを巻き付ける巻付工程と、全て電気絶縁質からなる治具の円形基板に直立させた中心軸に台金を嵌合する装着工程と、上記台金外周で網目シートの外周面を上記円形基板の外周上面に相互に格子状の僅かな隙間を残して等間隔で環状に直立させた棒材で当接する当接工程と、上記円形基板に直立させた電気絶縁質の中心軸に保持円板をこの中心孔に嵌合するとともに該保持円板の外周縁面に開けた多数の係合孔に上記棒材の上端(自由端)を係合し、中心軸の上端螺子部にナットを螺合して締結するセットアップ工程と、上記網目シートの外周面に棒材が存在しない隙間に砥粒を固着する砥粒固着工程と、ナットの緩めで保持円板を開放して台金の外周網目シートに砥粒を固着して形成したフラット研削砥石を治具から離脱する離脱工程と、からなることを特徴とするフラット研削砥石の製造方法。
IPC (3件):
B24D 18/00 ( 200 6.01) ,  B24D 3/00 ( 200 6.01) ,  B24D 5/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
B24D 18/00 ,  B24D 3/00 340 ,  B24D 3/00 310 F ,  B24D 5/00 P ,  B24D 3/00 320 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-045576
  • 電着工具及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-358978   出願人:旭ダイヤモンド工業株式会社
  • ろう付け工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-249934   出願人:旭ダイヤモンド工業株式会社

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