特許
J-GLOBAL ID:201703000447332793
連結構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
宮田 信道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-097272
公開番号(公開出願番号):特開2017-203350
出願日: 2016年05月13日
公開日(公表日): 2017年11月16日
要約:
【課題】 直交集成板の性質を利用し、安定した強度を得られる連結構造を提供すること。【解決手段】 直交集成板51、61は、木目方向の異なる中ラミナ54、64と側ラミナ55、65を貼り合わせてあり、中ラミナ54、64は一対の側ラミナ55、65で挟み込まれるものとする。そして連結構造は、二部材の間に挟み込む接合具11と、中ラミナ54、64に埋め込む耐力軸31と、側ラミナ55、65に差し込む補強具41と、を用いた形態で、接合具11の当接板16は、中ラミナ54、64と一対の側ラミナ55、65のいずれとも接触させる。また接合具11は、固定具27を介して耐力軸31に引き寄せるほか、当接板16からは、個々の側ラミナ55、65に向けて補強具41を差し込む。耐力軸31と補強具41を併用することで、木目方向の影響を受けることなく安定した強度を得られる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
連結される二部材のうち、少なくとも一方には直交集成板(51、61)を用いた連結構造であって、
前記直交集成板(51、61)は、木目方向の異なる中ラミナ(54、64)と側ラミナ(55、65)を貼り合わせてあり、該中ラミナ(54、64)は一対の該側ラミナ(55、65)で挟み込まれており、
連結される二部材の間に挟み込む接合具(11乃至15)と、前記中ラミナ(54、64)に埋め込む棒状の耐力軸(31乃至32)と、前記側ラミナ(55、65)に差し込むネジ釘状の補強具(41乃至44)と、を用い、
前記接合具(11乃至15)には、前記直交集成板(51、61)の表面に接触する当接板(16)を備え、該当接板(16)は、前記中ラミナ(54、64)およびこれを挟み込む一対の前記側ラミナ(55、65)のいずれとも接触し、
前記耐力軸(31乃至32)は前記中ラミナ(54、64)に固着させ、ボルト等の固定具(27)を介し、前記接合具(11乃至15)を該耐力軸(31乃至32)に引き寄せ、
前記補強具(41乃至44)は、前記当接板(16)に設けた側孔(23)を経て前記側ラミナ(55、65)に差し込み、前記接合具(11乃至15)を該側ラミナ(55、65)に引き寄せ、
該補強具(41乃至44)は、一対の該側ラミナ(55、65)のいずれについても、少なくとも一本は差し込んであることを特徴とする連結構造。
IPC (2件):
FI (3件):
E04B1/26 E
, E04B1/58 506L
, E04B1/58 511L
Fターム (13件):
2E125AA03
, 2E125AA12
, 2E125AA45
, 2E125AC01
, 2E125AC24
, 2E125AG13
, 2E125BB12
, 2E125BB16
, 2E125BD01
, 2E125BE08
, 2E125CA02
, 2E125CA13
, 2E125CA14
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